再生可能エネルギーを活用する環境先進マンションの取り組み—東急不動産

マンションさんぽ

2023年4月18日

東急不動産株式会社(以下東急不動産)のブランド「BRANZ(ブランズ)」は、カーボンニュートラルに向けた"環境先進マンション"の取り組みを積極的に行っています。2024年1月に竣工予定の「ブランズ牛込柳町」のモデルルームを拝見しながら、環境に配慮した先進設備についてお話を伺いました。

東急不動産が考える"環境先進マンション"


東急不動産株式会社の伊藤準之助さんに、
「ブランズ牛込柳町」のモデルルームでお話を伺いました。

——東急不動産様の"環境先進マンション"の取り組みはいつ頃から始まっているのでしょう?

東急不動産 伊藤さん 2021年12月に、当社の基幹ブランドである分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」で、環境重視の取り組みを積極化することを発表しました。2023年度以降に着工するすべての新築分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」でZEH※1を標準仕様にするほか、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献を実現するため、新たな発想や仕組みを積極的に取り入れた"環境先進マンション"をご提供しています。また「低炭素建築物」の認定も、業界に先駆けて「BRANZ(ブランズ)」全物件にて取得※2するというのは他社にない取り組みだと思います。

※1.「ZEH」とは集合住宅におけるZEH-M(100%以上省エネ)、またNearlyZEH-M(75%以上省エネ)、ZEH-M Ready(50%以上省エネ)、ZEH-M Oriented(20%以上省エネ)等を含み、これらを当社取り組みの対象とします。
※2.当社が開発する案件が対象。JV案件など、一部の物件を除く。

≪ZEH水準住宅及び低炭素住宅のローン控除制度比較≫
(令和4年・令和5年入居の場合)
≪認定低炭素住宅の登録免許税税率≫
(令和6年3月31日までに取得の場合)

——ZEHマンションや低炭素建築物の認定を取得することで、居住者様にはどんなメリットがあるのでしょうか?

東急不動産 伊藤さん ZEH水準の環境性能とすることで光熱費を抑制し、季節の寒暖差による室内環境への影響を軽減し、快適性を高める効果があります。また上記表のように、ZEH認証および低炭素建築物の取得により、住宅ローン控除の借り入れ上限額の積み増しや、登録免許税の税率引き下げの優遇が受けられます。「環境先進マンション」は、環境に優しいだけでなく、居住者様に快適性と税金面での優遇をご提供することができます。「環境先進マンション」の具体的な設備については、次に「ブランズ牛込柳町」を例にご紹介いたします。

高圧一括受電システムで実質再生可能エネルギー由来の電力供給「ブランズ牛込柳町」


都営地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅徒歩5分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩10分
都心を自在に愉しむ、平均専有面積70㎡超のゆとりの邸宅「ブランズ牛込柳町」。
(エントランス完成予想CG)

東急不動産 伊藤さん現在販売中の「ブランズ牛込柳町」は、高圧一括受電システムを導入しています。非化石証書付電力を調達し、100%実質再生可能エネルギー由来の電力を供給。日々の生活の中でクリーンな電気が使える、環境に貢献できる仕組みを構築しています。


二酸化炭素の排出量が少なく、経済的な床暖房のある15.4畳大のリビング・ダイニング。

リモートワーク時代に欠かせない小さなワークスペースもあるリビング・ダイニング。

太陽光パネル、蓄電池、EV・PHV充電対応「ブランズ牛込柳町」


ゆとりや癒しをもたらす、共用スペースのマスターラウンジ。
(マスターラウンジ完成予想CG)

東急不動産 伊藤さん「ブランズ牛込柳町」には、太陽光パネルを設置しています。発電した電気は、共用部の照明などに利用。電気料金の削減効果も期待できます。さらに太陽光で発電した電気は蓄電池に一旦充電し、平常時は共用部の電力として使用し、万一の停電時にも電気が利用できます。
また、適切な充電放電電力量を年1回設定する「蓄電池運用支援サービス」や、停電が発生した場合に備えて蓄電池にどれくらいの電力量を残しておくかを管理組合の意向に沿った形で設定できる「非常用電源支援サービス」を、管理組合様にご提供する予定です。


自然素材と木目調の格子で緩やかに仕切ったプライベートラウンジ。
(プライベートラウンジ完成予想CG)

東急不動産 伊藤さんまた、EV・PHV充電にも対応しています。身障者用駐車場を含む平置駐車場2区画および機械式駐車場のうち2区画に、EV・PHV対応充電器を設置し、将来のEV・PHV普及にも対応出来るように設計しています。政府は、「2035年までに乗用車の新車販売でEV100%とする」目標を掲げています。将来的にはマンションのEV・PHV対応充電器設備がより普及していくことが考えられますので、居住者様の利便性を考えてインフラを整えております。


リビング・ダイニングに隣接したワークルーム(3.6畳大)。

接地階の一部住戸タイプには、7.55㎡〜11.37㎡の蔵(大型床下収納)が付いています。

緑が暮らしの中に溶け込む緑化計画「ブランズ牛込柳町」


緑の小径のアプローチがマンションへ誘います。
(アプローチ完成予想CG)

東急不動産 伊藤さん「ブランズ牛込柳町」は、都会にありながら敷地内の豊かなグリーンも特徴となっております。外苑東通りから続く敷地内アプローチの両側には、豊かな植栽帯を配し、見上げたマンションの屋上部分にも中木が見え、立体的な緑化デザインが施されています。

——今後の「BRANZ(ブランズ)」の展開はいかがでしょう?

東急不動産 伊藤さん一番長く使う住宅こそ一番地球に優しいものにしたい、という想いのもと、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた環境先進マンションを提供してまいります。
直近では、環境先進マンションのフラッグシップ物件「ブランズ千代田富士見(以下「本物件」)」を着工いたしました。隈研吾建築都市設計事務所がデザイン監修を行う本物件は、環境負荷を低減する「ZEH-M Oriented」を千代田区の中高層分譲マンションで初取得※3する他、低炭素建築物の認定を取得し、省エネルギー・創エネルギーの両面から脱炭素社会に貢献いたします。また、全戸分の駐車場を用意し、38%の区画にEV・PHV充電器を実装しています。今後の環境先進マンション「BRANZ(ブランズ)」に、ぜひご期待ください。

※3.着工(2022年4月)時点、発売が2013年1月~2022年10月15日までのMRC調査・捕捉に基づく。


東急不動産の環境先進マンション「BRANZ(ブランズ)」は、環境に配慮しているだけでなく、居住者にも快適で省エネな暮らしを提供してくれます。太陽光パネル、蓄電池、再生可能エネルギー使用、EV・PHV充電設備は、今後のマンション選びの重要なキーワードとなりそうです。MAJOR7でぜひ検索してみてください。

【MAJOR7で大京の新築マンション一覧を見てみよう!】

BRANZは、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた“環境先進マンション”を提供していきます。一番長く使う住宅こそ、一番地球に優しいものにしたい、という想いのもと、環境にも人にも優しいウェルビーイングな日々を未来へつなぐ"GREEN LIFE STYLE"をBRANZは実現します。

記事監修:東急不動産株式会社

※掲載の外観完成予想CG、エントランス完成予想CG、マスターラウンジ完成予想CG、プライベートラウンジ完成予想CG、アプローチ完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。また、変更となる場合がございます。雨樋、給気口、スリーブ等、一部再現されていない設備機器がございます。また、タイル・石貼等の大きさは実際とは異なります。植栽は計画段階のものであり、変更となる場合がございます。また、特定の季節、時期、または入居時を想定して描かれたものではございません。葉の色合いや枝ぶり、樹形は想定であり、竣工時には完成予想CG程度には成長しておりません。周辺環境は将来にわたり保証されるものではございません。
※共用部の家具・調度品等の形状・色等は今後変更となる場合がございます。また、共用部のご利用は管理規約に従っていただきます。※掲載の植栽写真はすべてイメージフォトです。
※掲載の写真はモデルルーム(WFタイプ、一部有償オプション含む)を撮影(2022年6月)し、一部加工したものです。また、有償オプションの他、家具・備品等は販売価額に含まれておりません。有償オプションには申込期限がございます。詳しくは係員までお問合せください。

取材内容は2023年4月18日現在のもので変更になる可能性があります

編集部のおすすめ記事

カテゴリ一覧

物件をお探しの方へ ※大手不動産デベロッパー7社の物件情報に特化したポータルサイト『メジャーセブン』の物件一覧ページに遷移します