高耐久部資材を採用した「パークホームズ志木コンフォートテラス」—三井不動産レジデンシャルの取り組み

マンションさんぽ

2023年1月18日

三井不動産レジデンシャルでは、大規模修繕工事の長周期化をはかるべく高耐久部資材を採用する取り組みを開始しました。その取り組み内容と、新築分譲マンションの第一号物件※1となる「パークホームズ志木コンフォートテラス」について、三井不動産レジデンシャルのご担当者様にお話を伺いました。

高耐久部資材採用のメリットとは?


国土交通省ガイドライン推奨周期(12年周期とした場合)と
今回の長周期化計画の比較イメージ。

——今回新築分譲マンションに高耐久部資材を採用されたことで、マンションご入居者様にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

三井不動産レジデンシャル ご担当者様当社では「Life-styling × 経年優化」というブランドコンセプトを掲げております。そのコンセプトの一貫として、大規模修繕工事の長周期化を図るために新築分譲マンションに高耐久部資材を採用することになりました。このことにより、大規模修繕工事回数の削減が見込まれ、マンション管理組合様のご負担や、修繕工事中のくらしの負担の両方を軽減できる効果が期待できます。また、マンション業界では初※2の新築時の屋上・外壁からの屋内漏水18年保証※3※4※5、大規模修繕工事を長周期化することで運用段階のライフサイクルCO2※6排出量を約38%※7するなど、本取り組みによるマンション管理組合様の費用と労力の負担軽減や環境への配慮などが期待できます。

【高耐久部資材・工法採用のメリット】

メリット1 高耐久部資材等を採用することで、大規模修繕工事周期の延長が期待されます。

メリット2 試算上、60年間で従来の大規模修繕工事回数より1〜2回削減が期待されます。※8

メリット3 大規模修繕工事回数減により、ライフサイクルCO2排出量削減効果が期待されます。

メリット4 試算上、大規模修繕工事の回数が減り、マンション管理組合様の労力の負荷軽減が期待されます。

——具体的に高耐久部資材とはどのようなものなのでしょう?

三井不動産レジデンシャル ご担当者様外壁や屋上に3つの高耐久部資材を採用することで、建物の劣化抑制効果が期待でき、建物自体の長寿命化を図ります。具体的には以下の3つの高耐久部資材を採用いたしました。


①外壁タイル張りに「有機系接着剤」を採用。
モルタル張り工法に比べてタイルはく離・はく落防止性能が優れると考えられます。

②屋上アスファルト防水の耐久性向上に寄与する高反射塗料※9を採用。
太陽光による防水層への蓄熱を抑制して熱劣化を防ぎます。

③耐候性・耐久性に優れた外壁シーリング材※9(SA-2)を採用。
(メーカー推定耐用年数20~25年程度)

第一号マンションは「パークホームズ志木コンフォートテラス」


「パークホームズ志木コンフォートテラス」(外観完成予想CG)。
東武東上線「志木」駅から徒歩7分、閑静な第一種住居地域に
3棟構成・全135邸のレジデンスが誕生します。

——実際に三井不動産レジデンシャルとして初めて高耐久部資材を採用されたのが、現在販売中の「パークホームズ志木コンフォートテラス」なのですね?

三井不動産レジデンシャル ご担当者様はい。「パークホームズ志木コンフォートテラス」が第一号マンションとなります。モデルルームへお越しいただいたお客様の中でも、マンションを購入したことのあるお客様からは、大規模修繕工事の長周期化という点で、「将来の負担軽減や建物の長寿命化につながることが凄いですね」などの感想や評価をいただいています。また三井不動産レジデンシャルならではの高品質な資材や工法を採用しているということで安心できるというお声も多いです。
また「パークホームズ志木コンフォートテラス」は、リモートワークに適した共用施設や居住性能の高さでも、注目の物件となっております。

多様なワークスタイルに応じた共用施設コワーキングスペース完備


1階の共用施設コワーキングスペースには、3つのワークスペースを用意。
(ヒーリングデスクトップ完成予想CG)

——リモートワークに適した共用施設とはどんなものでしょう?

三井不動産レジデンシャル ご担当者様「パークホームズ志木コンフォートテラス」には、共用施設としてコワーキングスペースがあります。コワーキングスペースには、窓の外の緑を感じながら軽いデスクワークができる「ヒーリングデスクトップ」、外の庭スペースにPCを持ち込んでアウトドアで仕事ができる「オープンワークテーブル」、WEB会議に最適な個室スペース「プライベートワーキング」の3つのスペースをご用意しています。多様化した働き方のご入居者様に、快適にお使いいただけるスペースです。

ご契約者様に評価の高い専有部の居住性能


「両面アフトフレーム工法」により四隅に柱の出っ張りがないため
家具のレイアウトがしやすく広々とお部屋を利用できます。

——居住性能の高さについても教えてください。

三井不動産レジデンシャル ご担当者様「パークホームズ志木コンフォートテラス」は、室内に柱型が出ない「両面アフトフレーム工法」を採用しており、室内の四隅がしっかり使える間取りとなっています。間取りの自由度が高い「ウォールドア」、豊富な収納力、さまざまな使い方ができるバルコニーなど、本物件の専有部の居住性能の良さと価格は、ご契約者様アンケートでも高く評価していただいている点です。


お子様の成長や在宅ワークへの対応など、
ライフスタイルの変化に対応出来る「ウォールドア」を採用。

「ウォークインクロゼット」や「布団収納」など、豊富な収納力も人気のひとつ。

床から天井まで伸びた隔て板でプライバシーを確保。屋外コンセントを標準装備しているのでアウトドアリビングのようにバルコニーを活用できます。

三井不動産レジデンシャル ご担当者様「パークホームズ志木コンフォートテラス」はこれら快適なくらしを実現する居住性能の高さに加えて、さらに高耐久部資材の採用によって大規模修繕工事の長周期化をはかることでご入居者様やマンション管理組合様の負担を軽減し、より安全・安心なすまいのご提供を目指しています。

——今後高耐久部資材を採用する取り組みは、他マンションでも採用されていくのでしょうか?

三井不動産レジデンシャル ご担当者様今回の「パークホームズ志木コンフォートテラス」が第一号物件ですが、今後当社が新築する分譲マンションで順次、高耐久部資材の採用などの「Life-styling × 経年優化」のブランドコンセプトに基づいた取り組みを行ってまいります。ご期待ください。


大規模修繕計画の長周期化は、将来の修繕積立金や工事中の心理的負担を軽くしてくれるものです。最近の新築分譲マンションの建物性能は、格段に進歩しています。これからのマンション選びにお役立てください。

【MAJOR7で三井不動産レジデンシャルのマンション一覧を見てみよう!】

当社ブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、お客様の多様なライフステージに応え続け、時の深まりとともに潤うすまいとくらしづくりを進めてまいります。

記事監修:三井不動産レジデンシャル株式会社

※1.参照:三井不動産レジデンシャルニュースリリース「高耐久部資材を新築分譲マンションへ採用開始」。外壁・屋上に「有機系接着剤張り工法」・「屋上アスファルト防水」・「外壁シーリング材」を採用。
※2.当社調べ(2021年の首都圏におけるマンション供給戸数ランキング上位10社において)。
※3.高耐久部資材を採用していること、管理会社による定期点検および管理組合による適切な補修・検査を行っていること等、当社が定める条件を満たした物件を対象に、不動産売買契約に付帯するレジデンシャル・カスタマーサービス保証規準に基づく漏水保証項目の一部について、保証期間を現行の10年間から18年間に延長。
※4.対象は漏水事象の一部に限りますため保証の対象外となる場合がございます。
※5.当初の18年以降は以下の条件のもと、大規模修繕工事の周期について18年へ見直すことが期待できます。ただし、大規模修繕工事における請負会社の保証期間は異なります。◎当該マンションの所在地が首都圏であること。◎大規模修繕工事において、一定の施工条件を満たしていること。◎管理会社による定期点検および管理組合による適切な補修・検査を行っていること。なお、管理組合の決議により大規模修繕工事の周期・工事実施時期等は変更となる場合があります。
※6.ライフサイクルCO2とは、新築工事(資材製造時に発生するCO2を含む)から建物解体までの期間におけるCO2排出量。
※7.当社調べ〈当社の標準的な建物仕様に基づく運用段階(修繕・改修)を対象とした計算結果〉。削減効果は大規模修繕工事周期延長における3部材のみの比較。
※8.実際の工事実施時期等は、管理組合にて決定されます。
※9.屋上防水および外壁シーリング材の推定耐用年数は、メーカー実績等から分析された従来品よりも耐用年数の長い資材となります。
※掲載の情報は2022年6月時点のものです。
※掲載の完成予想図やCG合成画像は、変更となる場合があります。

取材内容は2023年1月18日現在のもので変更になる可能性があります

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