今回ご紹介するのは、臨海副都心エリアのランドマーク的マンション、ブリリアマーレ有明の「10周年記念祭」です。マンション誕生10周年を祝って、共用施設や公開空地などを活用し、趣向を凝らしたさまざまなイベントを開催。1,000戸超の大規模タワーマンションならではのコミュニティイベントの様子をご紹介します。
ボルダリング、ファミコン対戦会、各種ワークショップ!まるでマンション文化祭
理事会、居住者、協力業者の皆さんがさまざまなプログラムを考案。
タイムテーブルを見ながら、参加イベントの予定を立てている居住者の姿も!
11月に開催されたブリリアマーレ有明の「10周年記念祭」は、合計37プログラムのイベントが、朝10時から24時まで、公開空地・地下1階から地上33階までの館内すべてを使って開催されました。まずはその一部を写真でご紹介しましょう。
公開空地には、東京五輪の公式競技に決定したボルダリング体験コーナーが出現して
子ども達に大人気!その隣では試食や試飲のできる産直野菜販売会も。
エントランスホールでは、協力業者さんによるブランド品の買い取り、本&おもちゃ交換会。
中古PCやスマホの廃棄処分もおまかせできるので、こちらも賑わっていました。
3階ラウンジの100インチスクリーンでは、理事の企画による「懐かしのファミコン対戦会」。
大人には懐かしく子ども達には目新しい!大人達がアドバイスしていて良い雰囲気♪
こちらはハーバリウム(オイルを入れた瓶に入った植物)
カスタマイズボールペンのワークショップ。
33階キッチンの「パン教室」で焼いたパンを手にしていた女性は、「一旦部屋に戻って、夕方からのBrillia Note演奏会に友人のバイオリン奏者が出演するので席取りしなくちゃ。プールで開催するSUP(スタンドアップパドルサーフィン)体験も魅力的なので迷っているんです(笑)」と、イベントを満喫されているご様子でした。
最上階の豪華な共用施設「THE33」では、開放展示、マグロの解体ショーやライブ
マグロ仲卸のカリスマの目利きで仕入れたマグロの解体ショーと量り売り。
量り売りのチケットは瞬間で売り切れ。キッチンスタジオは見物の居住者で溢れんばかり!
以前の記事でご紹介しましたが、ブリリアマーレ有明は 最上階に豪華な共用施設 「THE 33」があることでも有名。最上階に、本格的な25mプール、露天風呂付きのスパ(大浴場)、100席あるバーラウンジを持つマンションは、日本ではここだけだそうです。
キッチン、バーラウンジ、レストラン、プール、暖炉スペースなどをふんだんに使ったイベントが開催され、エレベーターホールや廊下は居住者の皆さんで大賑わいです。
なかなか予約がとれない一番人気のオーナーズスイートは、
なんと露天風呂まであり、ラグジュアリーなスイートルームのよう!
合計4室あるオーナーズスイート(ゲストルーム)は、この日に限って全室見学可能。部屋ごとにテーマを決めた展示物が掲示されていました。ゲストルームは予約して借りないとふだん見る機会がないので、「この部屋が見たかったんです、やはり素晴らしいですね」と嬉しそうなご夫婦の声も。別のオーナーズルームでは、自分達のマンションが使われたドラマや映画をじっくり見ている居住者の方々もいらっしゃいました。
販売当時のポスターやモデルルームで使われた映像を展示。他のオーナーズスイートでは、
ブリリアマーレ有明を舞台にした映画・CM・ドラマを紹介していました。
ここでは「管理組合が今までやってきた50のこと」をずらりとポスター展示。
展示は、いずれもブリリアマーレ有明の10年のヒストリーを振り返る盛りだくさんな内容ばかり。「管理組合が今までやってきた50のこと」を丁寧に読んでいる居住者の姿を多く見かけました。取り組み実績や歴史の「見える化」で、竣工当時からの居住者も新しい居住者も、“自分達のマンション”という思いが新たになったのではないでしょうか。
先進的な取り組みを次々と実現する管理組合と居住者の“マーレ愛”
「10周年記念祭」を実現させたブリリアマーレ有明管理組合の理事の皆さん。
写真前列向かって左から、副理事長の池崎さん、理事長の川端さん、樫又さん、
後列左から武者さん、宮本さん。
——これほどのイベントを企画したきっかけは何でしょうか?
理事長 川端正樹さん今回の「10周年記念祭」は、10周年ということもありますが、“マンションの文化祭をやろう!”という皆の熱い思いで企画しました。管理会社さんの協力や協力業者さんの参加もあって、3〜4カ月の準備期間で進行。居住者にも、今回見学を許可した外部の方やメディアの方々にも、イベントを楽しみながら共用施設の体験やマーレのことを深く知っていただければ嬉しいですね。
「Brillia Note特別編」のライブ風景。
ラストは、なんと30名のミュージシャンやダンサーによるパフォーマンスで締め括り!
副理事長 池崎健一郎さん最上階にある共用施設は、ふだんの生活だと通り道にないので、まずエレベーターで上がってきていただかないと活用につながりません。そのために、これまで土曜日の夜に「Brillia Note」という住民向けライブイベントを計160回以上開催してきました。今回の開放展示で、管理組合の取り組みや、使ったことがない共用施設も知ってもらうことができたと思います。
また、夜20〜22時のトークショーでは、売主・東京建物の当時の担当者による開発秘話や今後理事会がこのマンションをどうしていきたいかなど、ここだけでしか聞けない話を皆で共有しました。トークショーが始まってから、帰る人が出ず、参加者の人数がどんどん増えていったのも嬉しかったですね。理事も居住者も、より一層“マーレ愛”が深まった気がします。
「デベロッパー冥利に尽きる」売主・管理会社・居住者の協力
ブリリアマーレ有明の開発者である
東京建物株式会社の遠藤 崇さんにもお話を伺いました。
——売主の東京建物様として、10年経ったブリリアマーレ有明をご覧になっていかがですか?
東京建物 遠藤さん今日この場にいることが出来て大変感慨深いです。
これほど大々的に「10周年記念祭」を催す管理組合様はなかったですし、開発者としてお招きいただきお話をする機会というのも初めてです。
ブリリアマーレ有明は、ブリリアブランドのフラッグシップとして、完成度の高いマンションを創り上げようと、全社を挙げて熱い思いで取り組みました。
管理組合様が、竣工当時のデザインやクオリティを常に維持するためにしっかりメンテナンスされていることにも感動しています。今後とも東京建物アメニティサポートが管理会社としてお手伝いさせていただき、建物維持管理含めて万全な協力体制がとれればと思います。
活発で先進的な管理組合様・居住者の皆様によって、我々の想像を遙かに超えた成熟したコミュニティが醸成されている姿を拝見し、デベロッパー冥利に尽きると感じています。
「10周年記念祭」を取材して、居住者が自分達のマンションを愛する思いは、ここまでマンションを進化させるのだと驚かされます。理事の皆さんにイベントを開催するためのモチベーションを伺うと、「マーレが好きだから」「楽しいから」という笑顔が自然と返ってきます。10周年記念だからというだけでなく、その底辺にあるのはやはり“マーレ愛”なのです。
あなたも、こんな風に10年後もずっと愛せるマンションを見つけてみませんか?
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2008年竣工。臨海副都心エリアに位置する33階建て1,085戸のマンション。最上階には、バーや25mプールなどの豪華共用施設「THE33」がある。管理組合法人ブリリアマーレ有明理事会は、ビジョンを掲げたクレドの制定、マンション一括リユースサービスの導入のほか、いち早く民泊禁止の管理規約変更を行うなど、先進的な取り組みを行っている。「10周年記念祭」の詳細はブログで紹介されている。
記事監修:ブリリアマーレ有明
取材内容は2018年12月25日現在のもので変更になる可能性があります