マンション購入は資産形成のひとつと考える!シングルのタワーマンション購入術

MAJOR'S Column

2020年8月31日

今回は、湾岸エリアにお住まいのシングル男性のマンションライフをご紹介します。以前購入した都内のマンションを賃貸に回し、2戸目のタワーマンションを新たに手に入れたFさん。将来のリセールバリューや賃貸で借り手がすぐ付くかどうかも重視して選ぶというFさんに、タワーマンションライフの楽しさ、資産価値としてのマンション購入のポイントについて、お話を伺いました。

比較検討表を作成して、2戸目のタワーマンション購入を決定


1戸目のマンションを購入するまでの10年間は、
迷っては断念を繰り返したというFさん。

Fさんは、数年前に「住民座談会・シングル編」にもご参加いただきました。
座談会当時にFさんが住んでいたのは、中央区に購入した1戸目の新築分譲マンションでした。その後、1戸目のマンションは賃貸に出し、2戸目として購入したマンション「勝どき ザ・タワー」に引っ越しをされました。

Fさん1戸目もそうでしたが、マンション購入にあたっては検討比較表を作成して、慎重に検討するタイプです。2戸目の購入に踏み切ったのは、知人が「湾岸エリアはオリンピック需要もあって、将来資産価値が上がるはず」と教えてくれたのと、一度タワーマンションに住んでみたかったということもあります。そこで湾岸エリアにある3棟のタワーマンションを検討しました。


3つの候補マンションの特徴を書き出して作成した検討比較表。
この項目の下に「価格」「坪単価」「修繕費」、「共用施設」などが続きます。
ぜひ真似したいアイデアです。

Fさん最終的に「勝どき ザ・タワー」に決めたのは、価格。そして、比較的売りやすく貸しやすいだろうと思われる2LDKの間取りだったというのもあります。

眺望、ゴルフシミュレーションが楽しめる「勝どき ザ・タワー」


ベランダからの眺望は、湾岸エリアのタワーマンションならでは!
在宅勤務中に、都内の空を飛んだブルーインパルスの感謝飛行もよく見えたそうです。

「勝どき ザ・タワー」は、総戸数1420戸、地上53階建て・地下2階という大規模マンション。3つのウイングから構成されたトライスター型のシンボリックな形状と、世界初の制震構造の「VDコアフレーム構法」を採用したことでも話題となりました。

Fさん勝どきは都心へのアクセスがいいです。大手町に会社があって、通勤はバスで15〜20分くらい。ちょうどマンションの前に、都心と湾岸地域を結ぶ東京BRTの停留所ができたので、虎ノ門や新橋にもますます近くなりました。
会社から徒歩で帰宅しても40〜50分程度ですが、途中銭湯や飲食店に立ち寄ったりと誘惑が多いので、5時間ほどかかって帰宅することもあります(笑)


3密にならない場所を求めて、
近所の豊洲ふ頭内公園「豊洲ぐるりパーク」まで散歩することもあるそう。
昼は自然の風景、夜はレインボーブリッジの夜景が美しい場所です。

Fさんマンションの共用施設は、6タイプのゲストルームやスカイラウンジ、ドッグランなど、かなり充実しています。でもよく使うのは、ゴルフシミュレーションルームかな? ゴルフが好きなので、コロナ禍以前は、仲間を呼んでお酒を飲みながらワイワイプレイしていました。

以前からあった書斎部屋が、コロナ禍の在宅勤務で大活躍


もともと1部屋は書斎として、ふだんからパソコンが使える状態に整えてあったので
何の問題もなくテレワークがスタート。
「在宅仕事中は、窓からの景色を見て癒やされます」とFさん。
書斎とリビングで、仕事のオン/オフの切り替えが出来ているようです。

Fさん2月から4月は、在宅勤務で仕事をしていましたが、5月からは会社と自宅、バランスをとりながら勤務しています。在宅勤務は、短納期の仕事であれば集中して取り組めて効率がいいですが、中長期プランの仕事では、チームメンバーとの何気ない会話がヒントになったりするので、やはり会社で取り組むメリットがあるなと感じています。


壁に飾ってあるのは、外出自粛期間中に購入したギター。
「出かけられないので、家でギターでも始めようかと思って(笑)」とFさん。
20時迄は楽器使用可能という管理規則だそうです。
※楽器演奏は、近隣に配慮した音量と定められた時間内で行う必要があります。

Fさんコロナ禍で在宅勤務でも仕事ができるとわかったので、東京一極集中のスタイルがこれから変わっていくでしょうね。1〜2時間程度で都内と行き来できるなら、これからのマンション選びは、郊外も視野に入れていくのもいいかもしれません。ゴルフができるし海が近いし、下田あたりもいいですね(笑)。

シングルのマンション購入は資産形成のひとつ。購入時の妥協は禁物


シンプル&ブラックの骨太なインテリアで統一されたリビング。
天井高が十分あったので、以前から憧れていたシーリングファンライトを設置しました。

Fさんは、マンション購入時には常に「リセールバリューがでるか?」「賃貸で借り手がすぐ付く魅力的な物件か?」ということをポイントに比較検討して選ぶといいます。1戸目の1LDKのマンションが賃貸物件として回っていることを考えると、納得ですね。

購入と賃貸で悩むシングルの方も多いと思います。Fさんのように所有していれば、将来の生活設計が変わったとしても売却や賃貸という2つのオプションも選べると考えると、選択肢が増えそうです。

ところでFさんは、いま同じマンション内で買い替えを検討中なのだそうです!

Fさんいまの部屋は、勝どき・月島方向に面しているのですが、都心と浜離宮の緑が見える北西方向の部屋に買い替えたいと考えています。ちょうどエレベーターホールから浜離宮方面が見えるので、そっちの方がよかったなあと(笑)。マンションは「迷ったら高い方を買え」とよく言われますが、自分の欲望に妥協してはいけませんね。

最後にシングルでマンション購入を検討中の方に向けてアドバイスをいただきました。

Fさん死ぬほど迷ってようやく1戸目のマンション購入に至りましたが、一度買うと経験値が上がります。目利きや経験もそれなりに養われてきたので、2戸目、3戸目のマンション購入が考えられるまでに成長しました。資産形成という視点で選んでみると、後悔しないマンション選びができるのではないでしょうか?


いつかライフプランが変わるかもしれないという不確定な将来だけを心配していると、なかなか行動に移せません。住居と資産価値という2つの視点を備えて購入を検討するのが、シングルのマンション購入術のポイントなのかもしれません。

【MAJOR7でタワーマンション特集を見てみよう!】

記事監修:マンション・ラボ

取材内容は2020年8月31日現在のもので変更になる可能性があります

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