マンションとの出会いが人生を変えた!?まちづくりコーディネーター松本道雄さんのリモートワークスタイル

MAJOR'S Column

2019年11月28日

横浜のウォーターフロント・みなとみらい21地区にあるツインタワーマンション「BrilliaGrandeみなとみらい」にお住まいの松本道雄さんは、建築設計会社のITマネージャーとして勤務する傍ら、一級建築士としての知識と経験を地域で生かしたいと、地元での防災・コミュニティづくりにも積極的に関わっています。最近注目のリモートワークを自ら実践されている松本さんに、リモートワークの秘訣とマンションライフについてお話を伺いました。

明るい開口部が気に入って購入を決定!


アイランドキッチンのある、明るいリビング・ダイニング。
一歩中に入ると、見晴らしの良さと開口部の広さに驚かされます。

松本さんご夫婦は、2007年に竣工した「BrilliaGrandeみなとみらい」(総戸数555戸)に引っ越すまでは、横浜市内の一戸建てにお住まいでした。元々横浜生まれということもあり、マンションを買うなら横浜と考えていたそうです。
松本さんの勤務する建築設計会社が、みなとみらいエリアの都市計画や建物の設計に関わっていたこともあり、しっかりと都市計画がなされたこのエリアで新築マンションを購入することにしました。

松本さん他のマンションも見ましたが、「BrilliaGrandeみなとみらい」に決めたのは、開口部の広さとシンプルモダンなデザインです。妻は、この部屋と同じ間取りのモデルルームに一目惚れでした。
以前一級建築士として高層マンションの設計を担当したこともあるので、部屋の中に柱のないアウトフレーム工法や、将来リノベーションやメンテナンスがしやすいスケルトン・インフィル工法であることも決め手のひとつでした。


部屋から横浜駅方面のシティビューが一望できる景観の良さ。
29階にあるビューラウンジではオーシャンビューが楽しめるので、
来客時にはそちらへ案内することもあるそうです。

みなとみらい地区は、液状化防止対策として地盤改良が施されており、隣接した高島中央公園の地下には大型の災害用地下給水タンクが設置されているなど、地域全体で大規模災害対策に取り組んでいることも、松本さんが評価した点です。

また、このエリアは環境に配慮した地域冷暖房システムを採用、「BrilliaGrandeみなとみらい」では、各住戸に設置してあるファンコイルユニット(熱交換器)で冷暖房を行っているのも特徴です。大規模開発エリアでは、こうした最新のシステムが導入されているのも恩恵のひとつですね。

週2日勤務のリモートワークスタイル


入居時に、玄関から入ってすぐの部屋をホワイエ(前室)として間取り変更。
オフィシャルな空間として、ワークスペースを切り分けています。

松本さんは、建築設計会社のシステム関連を取り仕切るITマネージャーとして週2日勤務する以外は、自宅でリモートワークや副業を行っています。ホワイエのワークスペースは、松本さんの在宅オフィス。プライベートなリビング・ダイニングと切り分けができていて、自宅での仕事も捗りそうです。政府も働き方改革を推進するリモートワークですが、うまくいくコツは何でしょうか?

松本さん自宅でリモートワークを行うコツは、トータルの仕事時間を自己管理することですね。職場と同じように何時から何時までの間きっちり働くというのではなく、予定に応じてフレキシブルに時間管理を行うことで、効率的に時間を使えるようになります。


ワークスペースは、右側の玄関からフラットにつながっているので
ここまでがワークスペースという区切りが視覚的にもわかりやすく見えます。

こちらはリビングのパソコンスペース。
「建築家だった祖父の古い製図板を実家から譲り受けて座卓にしました」と松本さん。
家族の思い出の品が、モダンなマンションのインテリアにうまく溶け込んでいます。

まちづくりとトップ・アスリートの道へ、人生を変えるマンション!?


お料理好きな松本さんご夫婦にぴったりの、使いやすそうなアイランドキッチン。
「アイランドキッチンは、会話が増えますね」と松本さん。

マンションへ引っ越してから、ご夫婦のライフスタイルは、今までと一変。それぞれが関心のある好きなことに、自然と打ち込み始めるようになりました。

松本さん引っ越してから夫婦でランニングを始めました。みなとみらいから海沿いの緑地を走って、山下公園まで往復10㎞。横浜港の景色を見ながらの平坦な道のりで、信号に邪魔されることもない、ランニングに適したルートです。その後、妻はどんどんマラソンの道を究めていき、ハーフマラソンからフルマラソン、100kmを走るウルトラマラソンなどのレースに毎週のように出場。いまでは24時間走という競技で日本代表選手になるトップ・アスリートになりました。


松本さんの後ろに飾ってあるのは、奥様が獲得したウルトラマラソン受賞盾の一部。
「夫婦は共同で暮らすパートナー、お互い好きなことに打ち込める関係」と松本さん。

一方、松本さん自身は、一級建築士としての知識やスキルを活かして、マンション管理組合の理事長を経て、修繕委員や防災委員として管理組合の運営に関わるほか、地域のまちづくり活動やNPO法人の理事に就任するなど、マンションや地域コミュニティと深く関わっていくようになります。まさに、“マンションがご夫婦の人生を変えた”と言えそうです。

松本さん一戸建てに住んでいたときは、忙しく働いていたこともあり、地域のコミュニティ活動にはまったく縁がありませんでした。新しくできた街のマンションに引っ越してからですね。隣接する高島中央公園を地域の庭として活動する「高島中央公園愛護会」を立ち上げ、自分たちも応募した「ヨコハマ市民まち普請事業」の審査員もやらせてもらいました。これらの経験を通して、これまでの生活では触れることのなかった、市民活動の世界の楽しさや広がりを知りました。


朝食とランチは松本さんが、夕食は妻が担当と、自然に役割分担。
朝食のパンは、松本さんが焼いた自家製です!

自分のスキルを活かす!人生100年時代の暮らし


共用施設のキッチン付きパーティラウンジを使った「食事サロン」の様子。
「ブリリアみらいコミュニティ」では、清掃ボランティアやノルディックウォーキング、
歌舞伎のお話し会などの多種多様な活動を住民主導で行っています。

現在はマンション住民によるコミュニティ「ブリリアみらいコミュニティ」の会長としても活動する松本さん。「ブリリアみらいコミュニティ」では、スキルを持った住民がそれぞれの得意分野を生かして、住民同士がつながるきっかけをつくるというスタイルが確立しました。

松本さん12月の食事サロンは、新企画で「ワンコイン食堂」を行います。平日のお昼をマンションで過ごしている方を対象に、一つのテーブルを囲んでみんなで一緒にランチがとれる出会いの場とします。マンション内での支え合いのつながりは、顔の見える関係から始まります。ゆるやかではありますが、活動を支援・応援してくれる住民も増えてきています。

→ブリリアみらいコミュニティ


高島中央公園愛護会の活動のひとつ。
「みなとみらいでポニーと遊ぼう!」イベントでは、子ども達に乗馬体験を提供しました。

松本さんの活動は、地域での経験を生かして、NPO法人横浜プランナーズネットワークや市民セクターよこはまなど、より広域の活動に広がっています。また、地域の小学校では、持続可能な社会をつくる「SDGs」を授業として取り組んでいて、子ども達が地域で見つけた課題の解決などにも、実践者として積極的に関わっています。

松本さん自分が住むマンションのことだけでなく、その地域や社会をよりよくしようという大きな目標があると、いろいろな可能性が生まれてきます。人生100年時代と言われていますが、仕事以外のフィールドを持ち、自分の知識と経験を活かしてまちと関わってきたことで、最近は他の地域で活動している団体へのまちづくりコーディネーターの仕事もいただくようになりました。


地域の小学校でまちづくりの授業を行ったあとに貰った、クラスからのお手紙。
最近は外を歩いていると、小学生から「あ、松本さんだ〜!」と声をかけられるそう。

最後にマンション選びのアドバイスを伺ってみました。

松本さんみなとみらいという大規模開発エリアのマンションに住んだことで、自分自身にもさまざまな可能性が広がりました。住環境が人を育てるということもあると感じています。
これからリモートワークも増えていくと、通勤などの便利さだけでなく、多少駅から離れていても、自然とふれあえる、オン/オフの切り替えができるといった、暮らしの快適さも価値基準になると思います。いまの自分のライフスタイルに合った住環境が得られるかどうかというのもマンション選びのポイントになるかもしれません。


大規模マンションのスケールメリットや、みなとみらいという大規模開発エリアのまちづくりに積極的に関与することで、新たな方向性を見つけた松本さんご夫妻。こんな風に、自分の人生を変えるマンションと出会えるとステキですね。ぜひ皆さんも参考になさってください。

【MAJOR7でタワーマンション特集を見てみよう!】

ITマネージャー、まちづくりコーディネーター、一級建築士
松本道雄さん

横浜のウォーターフロント・みなとみらい21地区にあるツインタワーマンション「BrilliaGrandeみなとみらい」(総戸数555戸・地上30階建て)の理事長を経験した後、現在は防災委員長、修繕委員長、「ブリリアみらいコミュニティ」会長を務める。仕事では、勤務する株式会社UG都市建築が「みなとみらい21地区」の街づくりに携わっていたため、エリア情報にも詳しい。高島中央公園愛護会 会長、認定NPO法人市民セクターよこはま 副理事長、NPO法人横浜プランナーズネットワーク会員。

⇒ブリリアみらいコミュニティ公式HP

記事監修:松本道雄

取材内容は2019年11月28日現在のもので変更になる可能性があります

編集部のおすすめ記事

カテゴリ一覧

物件をお探しの方へ ※大手不動産デベロッパー7社の物件情報に特化したポータルサイト『メジャーセブン』の物件一覧ページに遷移します