育住近接とお祭りがキーワード!江東区の豊洲・深川・城東エリアの住みごこちとは?

今回の人気の街の住みごこちは、江東区。江東区の湾岸エリア・城東エリア・深川エリアで、育住近接ライフを満喫している子育てファミリーの皆さんに住みごこちを伺いました。

これからの「豊洲っ子」を育む!湾岸エリアの育住近接ライフ


ゆったりした道幅で、機能的なまちづくりがなされている豊洲エリア。

江東区は、緑と水に囲まれた豊洲や有明の湾岸エリア、下町情緒あふれる富岡八幡宮や深川江戸資料館のある深川エリア、亀戸天神社や砂町商店街のある城東エリアの3つに大きく分けることができます。それぞれ特色のあるエリアで多様な文化を楽しめるのが江東区の魅力です。

湾岸エリアは、23区内でも人口増加率が高く、官公民一体となって開発・整備された新しい街にタワーマンションが林立しています。2007年から豊洲のタワーマンションにお住まいの会社員Aさんは、現在小学3年生の息子さんと夫の3人暮らしです。

——豊洲が大好きで引っ越したと伺いましたが、豊洲の魅力は何でしょうか?

Aさん新しく計画された街で、広い歩道や防犯面にも配慮された街路灯、子どもを遊ばせられる公園や水辺のベイウォークがあちこちにあり、買い物も便利と、必要な都市機能がコンパクトにぎゅっとまとまっているところです。私の会社は丸の内なので、朝は電車で15分程度。銀座へも地下鉄で5分という、アクセスの良さも気に入っている点です。

——育住近接で良かったなと思ったことは?

Aさん育児休暇後に仕事へ復帰したので、0歳の息子を徒歩10分の保育所に預けられたのは助かりました。うちから駅までの通勤の動線上に保育所があったのも、ちょっとしたことですが便利でした。


ららぽーと豊洲や豊洲公園は、
赤ちゃん連れのママ同士で気軽に集まれる場所として大活用したそうです。

——ご近所のお知り合いはすぐ出来ましたか?

Aさん初めて赤ちゃんが生まれる夫婦を対象にした江東区の両親学級で、同じ年代の妊婦のお友達が出来ました。豊洲はこれから子育てする世代が多く、ワーキングママが多いみたいです。ママ友にも、豊洲に魅力を感じて引っ越してきた方が多い。ここで生まれた子ども達は、街の発展と共に「豊洲っ子」として育っていくんだろうなと思うと、将来が楽しみです。

以下の記事でも豊洲にお住まいのカップルの取材記事を紹介していますが、お話を伺った皆さんが口々に豊洲の街をこよなく愛している様子が伺えます。

豊洲の街を彩る、新しいお祭り・昔からのお祭り

次にご紹介するのは、4歳の息子さんと妻の家族3人で豊洲のタワーマンションにお住まいの菅 純一郎さんです。菅さんは、850戸のタワーマンションの管理組合理事としても活躍中です。

——江東区の子育て事情はいかがですか?

菅さん保育所不足などの課題は否めませんが、幼稚園は近隣に多数あります。うちの息子は徒歩10分ほどの幼稚園に通っているので、午前中時間に余裕のある時は、私が息子を幼稚園まで送っていくことがあります。江東区の相談窓口や施設も各地域に豊富にあり、スタッフも専門職の方々が多く、乳児から児童までの子育て支援も手厚いと思います。


深川八幡祭りには菅さんも氏子として参加!息子さんとマンション近くで一緒に。

——湾岸エリアのオススメイベントやスポットを教えていただけますか?

菅さん毎年8月に、芝浦工業大学の中庭を開放して、豊洲1・2・3丁目町会、多数のタワーマンションの管理組合・自治会、近隣企業、NPOなどが協力して8,000人もの人が集まる「豊洲ふれあい納涼祭」を開催しています。お祭りや防災など、大規模マンション同士の交流も盛んです。
また、豊洲は富岡八幡宮の氏子でもあるので、江戸三大祭りのひとつ「富岡八幡宮 例大祭(深川八幡祭り)」は圧巻ですよ。それから、新たに移転してきた豊洲市場は、いま最もホットなスポットですね。

——これから江東区へ引っ越すご家族に向けて、街に溶け込むためのアドバイスをいただけますか?

菅さん江東区は基本下町なので、こちらから心を開いて接点を持つようにすると、勝手にどんどん取り込まれていきます(笑)。マンションの管理組合や自治会・町会活動に参加するのが手っ取り早く溶け込む手段だと思います。子育てや趣味の交流会に参加するのも、友達が増えて楽しいですよ。

森下を中心に「おむつなし育児交流会」で盛り上がるママの輪


写真向かって左から「おむつなし育児交流会」元・代表の土屋由希子さん、
現・代表の後藤公美子さんと1歳の聖実(さとみ)ちゃん、会計の髙橋奈都子さん。

では、深川エリアや城東エリアはどのような住みごこちなのでしょうか?
深川エリアの森下を中心に、おむつなし育児や布おむつに興味のある子育てママが集まる「おむつなし育児交流会」の皆さんにお話を伺いました。この日も、お子さんを自転車に乗せて交流会の皆さんで集まってくださいました!

——「おむつなし育児」とは、どういうものですか?

土屋さん紙おむつだけに頼らず、赤ちゃんができるだけおまるやトイレで気持ち良く自然に排泄できるようにサポートしてあげる育児法です。「赤ちゃんがトイレで排泄できるの?」って驚く人も多いんですが、実は簡単に始められるし、赤ちゃんが排泄したそうなタイミングが次第にわかるようになるとママもパパもすごく楽しくなるし、親子のコミュニケーションが深まります。

——皆さん、交流会で知り合って仲良くなられたのですか?

後藤さん私は、2年前に土屋さんが江東区の「こうとう子育てメッセ」で「おむつなし育児」を紹介されていたのがきっかけで始めました。誰でも出来ることなんですけど、先輩ママさんからのアドバイスを聞いたり、共通の話題でお喋りできるのが楽しいですね。


江東区で配付されている情報誌「イキカレ」と、おむつなし育児交流会の様子。

土屋さんオススメは、育児中のママ&パパ向けの情報誌「イキカレ(おやこイキイキカレンダー)」ですね。図書館や子育て支援センターに設置してあって、江東区の子育て情報ポータルサイトでも閲覧できます。毎月、子育てイベントの情報がたくさん掲載されているので、興味のあるイベントに参加してみればお友達が増えますよ。

高橋さん0歳児のお母さんって、家に引きこもって孤独な子育てをしがちですけど、交流会とかイベントでいっぱい喋ってストレス発散した方がいいんですよね。「おむつなし育児交流会」では、2時間ほどワイワイ喋りっぱなしということも(笑)。最後はみんな晴れやかな顔で帰っていきます。

お祭りや花火大会、人情でつながる深川・城東エリア


深川八幡祭りは、別名「水かけ祭り」として有名。

——街のイベントは、やはりお祭りでしょうか?

土屋さん富岡八幡宮の例祭(深川八幡祭り)は、お神輿に沿道から清めの水がかけられる「水かけ祭り」でもあるので、子どもが大喜びです。ものすごく近くで花火が見える江東花火大会や亀戸花火大会とか、季節の伝統イベントが多いのも江東区ならではですね。

——深川や城東エリアはどんな住みごこちですか?

後藤さん清澄白河(深川エリア)あたりは、コーヒーショップ巡りをする人もいるほどおしゃれなカフェの宝庫。キッズスペース付きでランチできる店が多いですし、ディナーが楽しめるビストロも充実しています。子どもを夫に預けて、みんなで女子会に行くこともありますよ(笑)。

高橋さんうちは亀戸(城東エリア)の旧中川沿いのマンションで、共用施設にみんなで集まることもあります。敷地内には保育所があるし、近辺にもどんどん保育所が増えていますね。旧中川はカヤックができるので、将来はチャレンジしてみたいかな?

後藤さん首都高の高架下にある竪川河川敷公園もカヌー・カヤック場がありますよね。深川エリアも城東エリアも、水路沿いの公園や遊歩道が多いので、うちの子のようにチョコチョコ歩く子連れには安全で助かります。

——深川・城東エリアの魅力を一言でいうと?

高橋さんいままで都内を転々と住みましたが、区役所の人も親切だし、知らない人からバスや電車でしょっちゅう気さくに話しかけられるところが違うなあと感じました。

土屋さん浅草だと観光名所のある有名な下町という感じだけど、深川は“日常の下町”という感じがします。地域に根ざした住民が伝統文化を伝える江東区は、外から来た人に対していつでもウェルカム。子育て仲間を通して、どんどん街に馴染んでいくと良いと思います。


皆さんのお話を伺っていると、湾岸エリア・深川エリア・城東エリアで異なる顔を見せながらも、その根底はお祭りと下町人情でひとつにつながっている、江東区はそんなあたたかな街なのだと感じました。ぜひ街やマンション探しのヒントにしていただければ幸いです。

【MAJOR7で江東区のマンションを見てみよう!】

おむつなし育児に興味がある方ならば誰でも参加可能。月に1~2回、江東区内、文化センターにて開催中。

取材内容は2018年11月2日現在のもので変更になる可能性があります

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