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マンショントレンド調査第31回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査 2019年

第31回は「新築分譲マンション購入に際しての意識調査」2019年度についてのアンケートです。新築マンションポータルサイトMAJOR7（メジャーセブン＝住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社～五十音順）では、このたび全国のマンション購入意向者約77万人を対象に、「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施いたしました。
主な調査結果は以下の通りです。詳細なアンケートデータ（報道用資料）については、こちらのページからどなたでもご自由に無料でダウンロードいただけます。

本編資料をダウンロードする

1 現在マンション購入を検討している理由

（%） 前回順位 ※
1位 資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから 22.6% 1位
2位 もっと交通の便の良いところに住みたいから 19.1% 3位
3位 もっと広い住まいに住みたいから 17.7% 2位
4位 都心に住みたいから 15.8% 6位
5位 老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから 15.6% 4位
6位 通勤に便利な場所に住みたいから 15.0% 5位
7位 賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから 14.3% 7位
8位 現在は金利が低く、買い時だと思うから 13.5% 8位
9位 家の設備が古くなってきたから 12.6% 9位
10位 魅力的な物件や物件広告を見たから 11.8% 10位
11位 免震構造のような耐震性の高いところに住みたいから 10.1% 11位
12位 持ち家の方が住まいの質が良いと思うから 10.0% 13位
13位 今の家が古いから 9.7% 12位
14位 子どもや家族のため、家を持ちたいと思うから 9.0% 14位
15位 セカンドハウスが欲しいから 8.9% 18位
16位 子どもの教育環境が良い場所に住みたいから 8.1% 15位
17位 人気の街に住みたいから 8.0% 17位
18位 持ち家の方が自由に使えて気兼ねがないから 7.8% 16位
18位 防犯上、安全な地域に住みたいから 7.8% 19位
20位 子どもが独立し、夫婦二人が住むのに適したところに住みたいから 6.3% 20位
21位 同居家族が増える（増えた）から 5.1%  
22位 緑が多い場所に住みたいから 4.8%  
23位 ペットと一緒に住みたい・ペットを飼いたいから 3.7%  
24位 結婚により、住まいを持ちたいを思ったから 3.6%  
25位 現在住んでいる地域の環境が変わって嫌いになったから 3.2%  
26位 社宅・寮を出る必要があるから 2.7%  
27位 親の近くに住むことが必要になったから 2.2%  
28位 土地・住宅価格が上昇し始めたから 2.1%  
28位 持ち家の方が社会的信頼を得られるから 2.1%  
30位 リゾート地に住みたいと思っているから 1.9%  
31位 土地・住宅価格が安くなり、買い時だと思ったから 1.7%  
32位 親から離れたところに住みたくなった、親から独立したから 1.3%  
  その他 5.3%  
  • 前回調査（2019年2月発表）

マンション購入検討理由は、前回同様「資産を持ちたい・資産として有利だと思った」「もっと交通の便の良いところに住みたい」「もっと広い住まいに住みたい」がトップ３。 「都心に住みたい」「持ち家の方が住まいの質が良いと思う」「セカンドハウスが欲しい」などが前回より上昇。

「現在マンション購入を検討している理由」は、前回調査（2019年2月発表）と同様、「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」22.6%、「もっと交通の便の良いところに住みたいから」19.1%、「もっと広い住まいに住みたいから」17.7%がトップ３に挙げられ、依然として、資産価値、交通の便、広さがマンション購入検討理由の主な要素となっていることがうかがえます。
その他の項目をみると、「都心に住みたいから」（6位→4位）、「持ち家の方が住まいの質が良いと思うから」（13位→12位）、「セカンドハウスが欲しいから」（18位→15位）などの理由が前回調査より順位を上げています。

2 理想とするマンションのタイプ

（%） 前回順位 ※
1位 信頼できる不動産会社が分譲するマンション 58.9% 1位
2位 信頼できる建設会社が施工するマンション 57.0% 2位
3位 管理会社が信頼できるマンション 51.7% 3位
4位 都心部に立地するマンション 46.6% 4位
5位 周辺環境が自然に恵まれたマンション 40.6% 5位
6位 投資性の高いマンション 34.5% 6位
7位 間取りの可変性があるマンション
（間取りをある程度自由に変更できるマンション）		 31.6% 7位
8位 低層マンション 29.7% 8位
9位 設計やサービス面がホテルライクなマンション 25.4% 9位
10位 小規模戸数のマンション 21.3% 11位
11位 ファミリー向けマンション 20.8% 10位
12位 大規模戸数のマンション 19.7% 13位
12位 高層マンション、タワーマンション 19.7% 12位
14位 再開発している地区のマンション 18.3% 15位
14位 建築家やデザイナーの設計によるデザイナーズマンション 18.3% 14位
16位 シングル・DINKS（共働き子供なし）向けマンション 12.2% 16位
17位 セカンドハウス型マンション 9.3% 17位
  その他 2.2%  
  • 前回調査（2019年2月発表）

理想とするマンションのタイプは、前回に引き続き、「信頼できる不動産会社が分譲」「信頼できる建設会社が施工」「管理会社が信頼できる」がトップ3。
上位9位までが前回と同じ順位となる。

　「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、前回調査（2019年2月発表）と同様、「信頼できる不動産会社が分譲するマンション」58.9%、「信頼できる建設会社が施工するマンション」57.0%、「管理会社が信頼できるマンション」51.7%がトップ３に挙げられました。この「“不動産会社”、“建設会社”、“管理会社”の“信頼性”」は、時間の経過に関わらず「理想とするマンションのタイプ」として、常に重視されるポイントであることがうかがえる結果となっています。
また、4位の「都心部に立地するマンション」から9位の「設計やサービス面がホテルライクなマンション」までもが前回調査と同じ順位になっており、「理想とするマンションのタイプ」はある程度確立されている印象がうかがえます。

3 お金をかけてでもこだわりたいポイント

  • ★：どうしても妥協できないポイントでの方が順位が高い項目
お金をかけてでもこだわりたいポイント （%）
1位 駅から近いこと 61.0%
2位 日常の買い物が便利なこと 50.8%
3位 住みやすい間取りであること 50.3%
4位 セキュリティが充実していること 48.6%
5位 日照や採光が良いこと 48.1%
6位 資産価値の高いエリアであること 47.2%
7位 免震構造など、耐震性が高いこと 47.0%
8位 信頼できる不動産会社が分譲していること 46.7%
9位 信頼できる建設会社が施工していること 46.4%
10位 信頼できる管理会社であること 45.7%
10位 災害（台風、水害など）に強いこと 45.7%
12位 収納スペースが充実していること 44.1%
13位 住居の専有面積が十分であること 37.5%
14位 通勤時間が短いこと 33.5%
15位 周囲が静かなこと 32.2%
16位 災害時の対策・防災設備の配備がされていること 30.0%
17位 眺望が良いこと 26.7%
18位 キッチン設備が充実していること 25.6%
19位 マンションの敷地内に駐車場が確保できること 23.6%
20位 マンション規模（総戸数）が望む規模であること 22.2%
「お金をかけてでもこだわりたいポイント」の中でもどうしても妥協できないポイント （%）
1位 駅から近いこと 40.0%
2位 日照や採光が良いこと★ 28.2%
3位 免震構造など、耐震性が高いこと★ 27.1%
4位 災害（台風、水害など）に強いこと★ 26.2%
5位 資産価値の高いエリアであること★ 25.8%
6位 日常の買い物が便利なこと 25.4%
7位 信頼できる不動産会社が分譲していること 24.9%
8位 セキュリティが充実していること★ 24.6%
8位 信頼できる建設会社が施工していること 24.6%
10位 信頼できる管理会社であること 22.1%
11位 住みやすい間取りであること 20.9%
12位 収納スペースが充実していること 19.2%
13位 住居の専有面積が十分であること 18.0%
14位 通勤時間が短いこと 15.7%
15位 周囲が静かなこと 13.2%
15位 災害時の対策・防災設備の配備がされていること 13.2%
17位 マンションの敷地内に駐車場が確保できること★ 11.8%
18位 眺望が良いこと 11.3%
19位 キッチン設備が充実していること 9.0%
20位 バリアフリー（段差や仕切りをなくす）対応がされていること★ 8.2%
21位 マンションの近くに公園などの緑豊かな環境があること★ 22.1%
22位 浴室設備が充実していること 21.7%
23位 バリアフリー（段差や仕切りをなくす）対応がされていること 21.0%
24位 魔法瓶浴槽や節水型トイレなどの省エネ設備を採用していること 19.5%
25位 マンションの外観が気に入ったものであること 18.4%
26位 インテリアの色合い、素材感などのテイストが気に入ったものであること 16.7%
27位 間取りの自由がきくこと★ 16.4%
28位 人気の街、話題の街であること 15.2%
28位 シックハウス症候群対策がされていること 15.2%
30位 ペットを飼えること 13.4%
21位 ペットを飼えること★ 7.7%
22位 浴室設備が充実していること 6.6%
23位 マンション規模（総戸数）が望む規模であること 5.9%
23位 シックハウス症候群対策がされていること★ 5.9%
25位 マンションの外観が気に入ったものであること 5.6%
26位 マンションの近くに公園などの緑豊かな環境があること 5.5%
27位 インテリアの色合い、素材感等のテイストが気に入ったものであること 5.3%
28位 人気の街、話題の街であること 5.2%
29位 魔法瓶浴槽や節水型トイレなどの省エネ設備を採用していること 5.0%
29位 間取りの自由がきくこと 5.0%
  • 上位30位までを抜粋

マンション購入時「こだわりたいポイント」の中でも、“どうしても妥協できないポイント”は「駅から近い」「日照・採光が良い」「耐震性が高い」「災害に強い」などが上位。「日照・採光が良い」「耐震性が高い」「災害に強い」「バリアフリー対応」「シックハウス症候群対策」「ペット可」などで、こだわりたいポイントより妥協できないポイントで順位が上昇。

マンションを購入する際に「お金をかけてでもこだわりたいポイント」を尋ねたところ、「駅から近いこと」が61.0％で最も高く、以下、「日常の買い物が便利なこと」「住みやすい間取りであること」「セキュリティが充実していること」「日照や採光が良いこと」が50%前後で続く結果となりました。
続いて“お金をかけてでもこだわりたいポイント”の中でも「どうしても妥協できないポイント」を訪ねたところ、「駅から近い」「日照や採光が良い」「免震構造など、耐震性が高い」「災害に強い」などが挙げられました。
また、「日照や採光が良い」「免震構造など、耐震性が高い」「災害に強い」「バリアフリー対応がされている」「シックハウス症候群対策がされている」「ペットを飼える」などで「お金をかけてでもこだわりたいポイント」より“どうしても妥協できないポイント”の方が順位が高くなっており、これらについても、どうしても外せない重要なポイントと考える人の多さがうかがえる結果となっています。

4 お金をかけてでもこだわりたいポイントの中でも“どうしても妥協できないポイント”5年前との比較

  • ★：今回調査（2020年2月発表）の方が順位が高い項目
今回調査（2020年2月発表） （%）
1位 駅から近いこと 40.0%
2位 日照や採光が良いこと 28.2%
3位 免震構造など、耐震性が高いこと 27.1%
4位 災害（台風、水害など）に強いこと★ 26.2%
5位 資産価値の高いエリアであること★ 25.8%
6位 日常の買い物が便利なこと 25.4%
7位 信頼できる不動産会社が分譲していること 24.9%
8位 セキュリティが充実していること 24.6%
8位 信頼できる建設会社が施工していること 24.6%
10位 信頼できる管理会社であること 22.1%
11位 住みやすい間取りであること 20.9%
12位 収納スペースが充実していること 19.2%
13位 住居の専有面積が十分であること 18.0%
14位 通勤時間が短いこと 15.7%
15位 周囲が静かなこと 13.2%
15位 災害時の対策・防災設備の配備がされていること★ 13.2%
17位 マンションの敷地内に駐車場が確保できること 11.8%
18位 眺望が良いこと 11.3%
19位 キッチン設備が充実していること 9.0%
20位 バリアフリー（段差や仕切りをなくす）対応がされていること★ 8.2%
5年前の調査（第22回調査 2015年2月発表） （%）
1位 駅から近いこと 36.0%
2位 日照や採光が良いこと 32.0%
3位 免震構造など、耐震性が高いこと 27.8%
4位 信頼できる建設会社が施工していること 25.5%
5位 日常の買い物が便利なこと 23.5%
6位 信頼できる不動産会社が分譲していること 23.1%
7位 セキュリティが充実していること 23.0%
8位 住みやすい間取りであること 22.3%
9位 信頼できる管理会社であること 20.8%
10位 収納スペースが充実していること 20.3%
11位 資産価値の高いエリアであること 20.0%
12位 災害（台風、水害など）に強いこと 19.0%
13位 住居の専有面積が十分であること 18.8%
14位 通勤時間が短いこと 17.3%
15位 周囲が静かなこと 15.1%
16位 マンションの敷地内に駐車場が確保できること 12.0%
17位 眺望が良いこと 11.6%
18位 災害時の対策・防災設備の配備がされていること 10.6%
19位 キッチン設備が充実していること 10.2%
20位 ペットを飼えること 7.7%
21位 ペットを飼えること 7.7%
22位 浴室設備が充実していること 6.6%
23位 マンション規模（総戸数）が望む規模であること★ 5.9%
23位 シックハウス症候群対策がされていること 5.9%
25位 マンションの外観が気に入ったものであること★ 5.6%
26位 マンションの近くに公園などの緑豊かな環境があること 5.5%
27位 インテリアの色合い、素材感等のテイストが気に入ったものであること 5.3%
28位 人気の街、話題の街であること★ 5.2%
29位 魔法瓶浴槽や節水型トイレなどの省エネ設備を採用していること 5.0%
29位 間取りの自由がきくこと 5.0%
21位 バリアフリー（段差や仕切りをなくす）対応がされていること 7.6%
22位 浴室設備が充実していること 7.2%
22位 シックハウス症候群対策がされていること 7.2%
24位 マンションの近くに公園などの緑豊かな環境があること 6.8%
25位 インテリアの色合い、素材感等のテイストが気に入ったものであること 5.7%
26位 マンション規模（総戸数）が望む規模であること 5.3%
26位 間取りの自由がきくこと 5.3%
28位 魔法瓶浴槽や節水型トイレなどの省エネ設備を採用していること 5.0%
29位 マンションの外観が気に入ったものであること 4.6%
30位 人気の街、話題の街であること 4.3%
  • 上位30位までを抜粋

“どうしても妥協できないポイント”で5年前より大きく上昇したのは「災害（台風、水害など）に強いこと」「資産価値の高いエリアであること」があがる。

「お金をかけてでもこだわりたいポイント」の中でも“どうしても妥協できないポイント”について、5年前に実施した調査（第22回調査 2015年2月発表）の結果と比較すると、トップ３は、今回調査・5年前の調査ともに「駅から近いこと」「日照や採光が良いこと」「免震構造など、耐震性が高いこと」があがり、順位に変動は見られませんでした。
5年前調査より今回調査の方が順位が上昇した項目としては、「災害（台風、水害など）に強いこと」「資産価値の高いエリアであること」「災害時の対策・防災設備の配備がされていること」「マンション規模（総戸数）が望む規模であること」「マンションの外観が気に入ったものであること」「人気の街、話題の街であること」があがり、とりわけ「災害（台風、水害など）に強いこと」は12位→4位、「資産価値の高いエリアであること」は11位→5位と順位が大きく上昇する結果となりました。近年の気候の変化や台風・大雨などによる災害が今回の結果に大きな影響を及ぼしているものと考えられます。

調査概要

  • 調査対象MAJOR7を運営する参加7社の新築マンション購入意向のインターネット会員のうち、アンケートに回答頂いた方
  • 調査方法MAJOR7各社のインターネット会員に対してメールにてアンケートの告知をし、WEBサイトに用意したアンケートフォームに誘導
  • 集計数2,230 人（男性　1,545 人、女性　685 人）
    回答者のうち、重複回答を排除
    20歳以上の回答のみ集計
  • 調査時期2019年12月16日（月） ～ 2019年12月30日（月）
  • 前回のアンケートは2018年12月11日（火） ～ 2018年12月24日（月）に実施

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マンショントレンド調査 バックナンバー

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  1. メジャーセブントップ
  2. マンショントレンド調査
  3. マンショントレンド調査 第31回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査 2019年

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