2021年秋に、東京建物株式会社のマンションブランドBrillia （ブリリア）の名を冠したBAG-Brillia Art Gallery-（バッグ-ブリリア・アート・ギャラリー）がオープンしました。今回はBAG-Brillia Art Gallery-を中心に、東京建物Brilliaが取り組んでいるさまざまなアート活動の事例をご紹介します。
東京・京橋に生まれたアート発信の場BAG-Brillia Art Gallery-
東京建物京橋ビル1階にあるBAG-Brillia Art Gallery-の外観。
京橋は、国内有数の古美術店・ギャラリーが集積する場所でもあります。
BAG-Brillia Art Gallery-は、2021年10月にオープンしました。東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩1分、JR山手線「東京」駅からも「銀座一丁目」駅からも徒歩圏内に位置した、いま注目のスポットです。
東京建物BAG-Brillia Art Gallery-担当の中里友梨奈さんにお話を伺いました。
——マンションブランドBrilliaとBAG-Brillia Art Gallery-の関わりについて教えてください。
中里さんBrilliaは、これまでもアートには豊かな暮らしのヒントが秘められていると考え、新築マンションの共用スペースにおけるアートの導入や、次代を切り開く先進性を持ったアーティストとの出会い・応援を目指す公募展「Brillia Art Award」を開催するなど、アートに関するさまざまなプロジェクトを実施してまいりました。
新たにオープンしたBAG-Brillia Art Gallery-では、アートが持つ「空間を洗練させる力」に注目し、さまざまな視点で暮らしを彩る体験となる企画展示を行っていきたいと考えています。
2021年10月〜2022年1月まで開催された
オープニング展覧会「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」。
中里さんオープニング展覧会「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」では、福祉を起点に新たな文化の創設を目指す福祉実験ユニット・ヘラルボニーの、ゼロからの軌跡を辿る展示を行いました。ヘラルボニーは、知的障害のある兄をもつ、双子の弟、松田崇弥氏と文登氏によって創設されました。日本全国の障害のある作家とライセンス契約を結び、2,000点を超えるアートデータを軸に、多様な事業を展開しています。
オープニング展覧会では、ヘラルボニーの原点となった双子の原体験や障害のある作家が描いた“異彩を放つ”原画作品の展示を通して、誰もが違いを認め合い、自分らしくいられる世界を表現しました。
「Brillia Bloomoi」×「HERALBONY」のコラボレーションインテリア
2022年2月〜3月に開催した展覧会「ヘラルボニー/異彩のみらい」。
中里さん第2回目となる展覧会「ヘラルボニー/異彩のみらい」では、障害のある作家の“異彩を放つ”アートで彩られたライフスタイルプロダクトを展示しました。ファブリック、チェアー、マット、テーブルウェアなど、“異彩を放つ”アートがさまざまなプロダクトとなって、私達の暮らしを豊かに彩ります。会場では、原画とプロダクトの両方を鑑賞していただける形で展示しました。
作品と一緒に自撮りができる撮影スポットは、人気のコーナーでした。
土谷康一氏の作品「葉っぱ」と、そのプロダクト。
力強い魅力を備えた原画とプロダクトとを見比べることができます。
住まいの共創プロジェクト「Brillia Bloomoi（ブリリア・ブルーモワ）」と、
アートライフスタイルブランド「HERALBONY」のコラボレーションインテリア。
中里さん会場では、弊社の住まいの共創プロジェクト「Brillia Bloomoi（ブリリア・ブルーモワ）」と、ヘラルボニーのアートライフスタイルブランド「HERALBONY」のコラボレーションインテリアも展示しました。
3人の作家の作品がファブリックとなって、日常に溶け込み、障害のある作家の力強い作品と、そのストーリーが、人々の暮らしを彩ります。
コラボレーションインテリアの一部は、現在販売中の「Brillia Tower 池袋 West」のモデルルームでも展示し、Brilliaの居住空間で体験していただけます。
Brilliaアートコラボレーションの取り組み
「Brillia 四谷三丁目」ゲストサロンで開催した
「ポップアップミュージアム」。森 啓輔氏「青春のバラード」。
——Brilliaのゲストサロン（モデルルーム）でアートコラボレーションが行われているのは興味深いですね。
中里さんBrilliaのオーナー様を対象に実施したアンケートでも、芸術文化に関心の高いオーナー様が多いことがわかっています。暮らしを豊かにするアートは、Brilliaのマンションと親和性が高いです。
2021年7月には「Brillia 四谷三丁目（販売終了）」のゲストサロンで、「Brillia Bloomoi」とヘラルボニーによる「ポップアップミュージアム」を開催しました。ゲストサロンの4つの商談ルームに、森 啓輔氏による4作品が展示され、お客様にアートを鑑賞しながらマンション選びをしていただけました。
（仮称）千葉プロジェクト「建設現場仮囲いアートミュージアム」
中里さんJR総武線「千葉」駅東口、三越千葉店跡地の分譲マンション建設予定地（仮称）千葉プロジェクトでは、嶌岡史絵氏を始めとした複数の作家のアートで、建設仮囲いを彩るアートミュージアムを実施しました。建設仮囲いで掲出した作品は、展示終了後に洗浄・裁断され、トートバッグなどにアップサイクルして、BAG-Brillia Art Gallery-での受注販売をしました。
BAG-Brillia Art Gallery-で販売されているアップサイクルのトートバッグ。
建設仮囲いとして、耐久性に優れたターポリンという素材に印刷された作品が、
また新たな命を吹き込まれて、人々の手に渡ります。
Brilliaマンションにおけるアートワーク事例
日本初！Four Seasons HotelとBrilliaが一体となった
超高層複合タワー開発「Brillia Tower 堂島」のギャラリーコリドー（完成予想CG）。
——Brilliaのマンションで、実際にアートを取り入れた事例をお聞かせいただけますか？
中里さん大阪市北区堂島に建設中の「Brillia Tower 堂島」プロジェクトでは、アート監修者の南條史生氏による「旅とアート」をテーマにした作品がセレクションされています。レジデンスの共用部には、50以上のアートを展示する予定です。共用部のアートですが、レジデンスにお住まいの個人の生活に目を向けて、一人ひとりの日常生活に寄り添った多様な作品がラインナップされています。
「Brillia City 千里津雲台」（2020年竣工）の共用部に展示されている
彫刻家 高須英輔氏による桜の古木を使ったモニュメント。
中里さん大阪の千里ニュータウンにあった築50年の団地を建て替えた「Brillia City 千里津雲台」では、長年その地のシンボルだった桜の古木を住民の皆様と選び、彫刻家の高須英輔氏によって現代アートとして甦らせました。作品は、新しいマンションの共用部に展示しました。これは長年住んでいた人々の想いが、現代アートと結びついた良い事例だと思います。おかげさまで、本物件は2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「Brillia 有明 Sky Tower」（2011年竣工）のグランドエントランスに飾られた
アーティスト中山ダイスケ氏による、高さ6メートルの絵画作品。
ずっと住民のそばに在り続けるアートを意識して制作されました。
中里さんBrilliaのアートへの取り組みは、「Brillia Art」サイトでご紹介していますので、ぜひご覧ください。Brilliaが提唱する、自分らしくいられる得がたい心地よさ「NEW LUXURY RESIDENCE」には、感性を豊かに刺激するアートは欠かせない存在です。
これからのBAG-Brillia Art Gallery-でも、暮らしに寄り添い、感性を満たすさまざまな企画展を開催してまいります。4月からは、木村伊兵衛賞写真家、浅田政志氏が東京・京橋に暮らす人々をカメラに収めた展覧会「浅田政志 ぎぼしうちに生まれまして。」を予定しています。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
アートが積極的に取り入れられたマンションって素敵ですね。Brilliaのマンションとアートは、密接な関係でお互いを高め合う存在なのだと感じました。MAJOR7サイトで、東京建物Brilliaの新築マンションを探してみませんか？
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東京建物は、住宅を提供しながら、自分らしく過ごせる豊かな暮らしを、お客様とともに追求し続けています。さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考え、2021年にBAG-Brillia Art Gallery-をオープンしました。
→BAG-Brillia Art Gallery-
Brilliaは、洗練と安心を理念に、みなさまの暮らしに寄り添う、住まいの“トータルブランド”です。建物の提供だけでなく、東京建物グループのさまざまなサービスを通して、みなさまの価値あるライフスタイルの実現をお手伝いいたします。マンションの企画・開発・販売・管理・仲介・リノベーション・インテリアなど、当社グループが提供するサービスにかかわるすべての方々に、洗練と安心の住まいをBrilliaは共に考え、共につくっていきます。
→東京建物株式会社
記事監修：東京建物株式会社
■ギャラリーコリドー完成予想CG ※掲載の完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色等は実際とは異なる場合があります。なお、設備機器、換気空調用の吹き出し、点検口、その他細部につきましては表現しておりません。また、家具・調度品は計画段階のもので実際とは異なる場合があります。アートはイメージであり、形状・色等は実際とは異なる場合があります。共用施設等のご利用にあたっては管理規約・使用細則に則っていただきます。
取材内容は2022年4月7日現在のもので変更になる可能性があります
