武蔵小杉・川崎のラジオ番組「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」のメインパーソナリティーやコミュニティイベントで活躍する、フリーアナウンサーの笹田恵子さん。お住まいのタワーマンションでは、シニア住民のためのお茶会を開催したり、仲良し住民同士で韓国弾丸ツアーに出かけたり、その充実した暮らしぶりは、まさにタテ型の長屋暮らし! 笹田さん流マンションライフについてお話を伺いました。
通学の便利さとセキュリティで決めた武蔵小杉のタワーマンション
リビングで、ペットのそらちゃんと笹田恵子さん。
かわさきFMのラジオ番組「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」の人気パーソナリティー笹田恵子さんは、武蔵小杉のタワーマンション「リエトコート武蔵小杉 ザ・クラッシィタワー」に、ご家族でお住まいです。
——武蔵小杉を選んだ理由は何でしょう
笹田さん2009年に引っ越してきましたが、2人の娘が私立の中学に通いやすいエリアを優先して、武蔵小杉に決めました。当時は武蔵小杉にタワーマンションが建ち始めたばかり。3つほどのタワーマンションを見比べて、東急東横線「武蔵小杉」駅まで徒歩5分のこのマンションに決めました。24時間有人管理で、エントランス・エレベーターホール・住戸の3重セキュリティがあることも、娘のいる家庭だから安心できました。
——マンションで気に入っている点はどこですか?
笹田さんうちは夫婦共に人を招くことが大好きなんです(笑)。お互いの両親が宿泊できるゲストルームや、友人や住民同士で使えるキッチン付きのパーティールームやシアタールームがあることもよかったですね。仲良しの女性住民同士で、ゲストルームでパジャマパーティをしたり、シアタールームでカラオケをしたりすることもあります。一緒に韓国弾丸旅行へ行けるような、気の合う住民仲間ができたのもよかったです。
「マヨネーズ大さじ2杯貸して!」タテ型長屋のおつきあい
マンションのゲストルームで、ご近所仲間とパジャマパーティ!
ゲストルームの宿泊可能人数は2人までなので、パーティ後は1人は自分の部屋に戻り、
笹田さんともう1人は朝までお泊まり。なんだか楽しそう!
——住民同士で仲良しというのはいいですね。お友達になったきっかけは?
笹田さん8年位前に、マンションの知り合いを増やそうと、コミュニティ委員に立候補してからです。小さいお子さんのいる家庭はママ友同士で知り合えますが、うちはもう中学生だったので、マンション住民や地域の方と出会う機会がありませんでした。あとは、自分から発信するのも大切だと思います。
——どういうかたちで発信すればいいのでしょう?
笹田さん人を招くのが好きなので、我が家でカラオケをするときに、上下階と左右両隣の住戸に、部屋番号を添えた手書きメモを入れてみたんです。「○日何時から我が家でカラオケをするので少々うるさいかもしれません。よかったらご一緒にいかがですか?」と。そしたら、お子さん連れのご家族やお隣の独身男性が来てくださって、一緒にお酒を飲んで「飲みにケーション」以降、すっかり仲良くなりました。
——すごい行動力ですね! そしてとてもいいアイデアです。
笹田さん東日本大震災直後も、同じフロアにどんな人がいるのかわからないけど、何かあったらお互いに助け合いたいと思いました。それでまた「土曜日の夜、夕食を召し上がったあとに我が家へいらっしゃいませんか?19時から24時迄出入り自由です」と書いた手書きメモ作戦で、同じフロアの住民に呼びかけました。フロア12世帯のうち、6世帯の方がいらっしゃいました。来られなかった方も手紙や電話でご連絡があったり。マンション内に知り合いがほしいと思う心は、みんなどこかに少しあるんですよね。きっかけ次第だと思いました。
——自分からできる小さなことから始めればいいんですね。
笹田さんタワーマンションだけに限らず、どのマンションでも同じだと思います。こちらから投げかけて、それを返してくださる方がいて、そのキャッチボールの積み重ねからコミュニティや仲間が育まれていく。いまでは「ここを長屋マンションにしよう!」と誓い合うマンション仲間が10数人いるほどです。中でも仲良しの女性同士のSNSグループでは、「マヨネーズ大さじ2杯だけ貸してくれない?」と言えば、「貸すのもいいけれど、ストックが1本あるから、それを買い取るというのはどう?」と答える、きわめて長屋的なやりとりが交わされています(笑)。
誰にでも積極的に声をかける、オープンマインドな笹田さん。
マンション仲間が増えたおかげで、
中高生当時の娘さんたちへの見守りの目が増えたことも有り難かったそうです。
——まさにタテ型長屋ですね。他にシニア住民のボランティア活動をされているとか?
笹田さん大震災後、高齢の住民の方々もマンション内に顔見知りがいないと心細いのではないかと思い、イベントの時に70代と80代の女性2人に「よかったら今度私の部屋でお茶でも飲みませんか?」とお声がけしてみました。その方がまた他の住民にも声をかけて、たちまち10〜15名位のシニア女性が集まるお茶会に。いまは、みんなで月に1回パーティールームを借りてシニア女子会的なお茶会を催しています。
——素敵ですね。
笹田さんシニアのお姉様方は近隣の病院情報や昔の日本のことをよくご存じで、私も勉強になります。逆に私は、皆さんに外の情報を教える役割です。今まで行ったことがないとおっしゃるので、みんなでラーメン屋さんを貸し切って食べに出かけたり。次回は近所のカラオケボックスへ行く予定です。月に一度集まる場があると、今日はどんなアクセサリーやお洒落をして出かけようかなと思える、と喜んでくださっています。
スタジオまで徒歩10分、公私ともにご縁の広がった職住近接
外光がふんだんに入る明るいリビングが、笹田さんのモバイルワークオフィス。
——フリーランスの笹田さんは、職住近接のライフスタイルとお伺いしましたが?
笹田さんそうですね、自宅ではリビングでノートパソコンを出して番組の原稿を書いたりスケジュール確認をしたりしています。「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」の収録がある、かわさきFMのサテライトスタジオまでは、徒歩10分程度。イベントの司会も、武蔵小杉で開催されるものが多いので、まさに職住近接です(笑)。
武蔵小杉・川崎の今の情報を発信する
ラジオ番組「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」。
笹田恵子さんはDJ Keikoとして番組パーソナリティーを務めます。
——地元でのお仕事が多いのはいいですね!
笹田さん地元ならではのご縁です。武蔵小杉はコミュニティ活動が活発で、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの活動をなさっている方々から、「コスギフェスタの司会は、この街に住んでいる人にお願いしたい」と声をかけていただきました。そこからコミュニティラジオの番組DJのお仕事に発展するなど、武蔵小杉に住んだことから私自身の仕事の幅も広がりました。
——まわりから刺激も受けていますか?
笹田さんまわりにいる方々は、同世代でも違う世代でも、子育てが終わって新しく仕事を始めるなどパワフルで尊敬できる人が多いですね。また武蔵小杉には「こすぎの大学」という学びの場もあります。そうした皆さんから、大いに刺激を受けることが多く、そのこともまた「情報を発信する」仕事をする私にとって、有り難い環境です。
武蔵小杉の魅力、街選び・マンション選びのコツ
川崎市のママさんが主催するイベント「まんなかフェス2019」のステージで
司会進行を担当する笹田さん。
武蔵小杉の玄関口「こすぎコアパーク」で例年開催されているコミュニティイベントです。
——武蔵小杉の街としての魅力はどんな点だと思われますか?
笹田さん都内や横浜方面、国内や国外、どこへ出かけるにもアクセスがいいことは魅力的ですね。以前、家族旅行でニューヨークに行ったのですが、武蔵小杉から空港連絡バスや成田エクスプレスが出ているので、「成田空港乗り換えで武蔵小杉から直接ニューヨークへ行った」という感覚でした。アクセスがいいと、どこへ出かけるにしてもフットワークが軽くなりますね。
仕事面では、他の地域でのイベントをお引き受けすることもあるため、イベントの打ち合わせや会場への移動のロスタイムがなく、時間を有効活用できるところが魅力的です。
——これから新築マンション購入を検討している方々にアドバイスをいただけますか?
笹田さんまずは、家族の事情を考慮した立地や環境選びが大切だと思います。うちは娘達の中学校に通学しやすい立地というのが最優先課題でした。それからスーパーや病院が揃っているかという周辺環境ですね。立地や環境は、自分では変えられないものですから。
マンションでも一戸建てでも、人間関係は自然に出来上がっていくものだと思います。ただ、タワーマンションのように大規模だと住民の全体数も多いので、気の合う仲間と出会える確率は高まるかもしれません。積極的にこちらから声をかけていくと、新しい仲間に出会えるチャンスが高まると思います。
以前の記事でも、サッカーがご縁で武蔵小杉のご近所仲間がたくさん出来たというご夫婦がいらっしゃいました。
また、同じ武蔵小杉で住み替え2回という方も、コミュニティイベントに深く関わる仕掛け人でした。
武蔵小杉だけに限らず、新しい街や新しいマンションでは、関心のあることやコミュニティ活動がきっかけとなって、気の合う仲間が見つかります。仲間がいれば、きっと楽しいマンションライフが始まるはず! ぜひすてきなマンションのある街を見つけてくださいね。
【MAJOR7でタワーマンション特集を見てみよう!】
フリーアナウンサー、ラジオDJ、イベントMC。武蔵小杉在住。コスギに欠かせない司会として、さまざまなイベントのステージに立つ。華やかなルックスと落ち着いた声で司会をする一方で、武蔵小杉・川崎の今を発信するかわさきFMのラジオ番組「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」のパーソナリティーとしては、酒好き歌好きの趣味をいかんなく発揮し、川崎周辺の街の美味しい店情報をリスナーに提供している。
→FMかわさき「かわさきショウタイム コスギスイッチON!」
毎週木曜日14:00〜15:00放送中
記事監修:笹田恵子
取材内容は2019年6月28日現在のもので変更になる可能性があります