国内の家1000軒以上を取材してきた、ライター&エディター加藤登紀子さんのマンションライフ

MAJOR'S Column

2019年5月30日

昨年末に出版した書籍『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』が好評のライター、エディター、インテリアコーディネーターの加藤登紀子さん。これまでに国内の実例1000軒以上を取材してきた、インテリアのプロフェッショナルです。そんな加藤さんがお住まいの清澄エリアのマンションで、インテリアやマンションライフについてお話を伺いました。

オンにもオフにも、フットワークの良い清澄エリア


ライター、エディター、インテリアコーディネーターの加藤登紀子さん。
駅近くでアクセスの良い、清澄エリアのマンションにお住まいです。

——こちらのマンションにお住まいになったきっかけは?

加藤さん15年程前に家族の仕事の都合で、郊外の住宅街から、都心へのアクセスが良い場所にマンションを探そうということになり、清澄エリアでこのマンションがちょうど分譲販売しているのを見つけました。長く一戸建てに住んでいたので、マンションは鍵一つで出かけられる気軽さがいいですね。


都心に隣接し、程よい距離感の清澄エリア。

——加藤さんのお仕事の面でも、便利そうですね?

加藤さん国内外へ取材で出かけるとき、箱崎のT-CAT(東京シティエアーターミナル)はすぐですし、東京駅までタクシーに乗っても渋滞知らず。インテリアブランドの多い表参道へは地下鉄でサッと出られますし、街として好きな銀座も近く、少し時間が空いたら歌舞伎座へ一幕を見に行くなど、カルチャーが近いことは仕事面でも大きな魅力です。これだけフットワークの良い場所への住み替えは、集合住宅以外ではむずかしかったでしょうね。

——オフタイムはどういう風にお過ごしですか?

加藤さん入居した当時、この辺りはあまり注目されていませんでした。それが今は、ギャラリーやサードウエイブ系カフェが点在するアートの街へと変貌しました。遡れば江戸文化が花開いたDNAのある土地、モノづくりに関わっている方も多く、これからどう変化していくのか楽しみです。
また運河沿いの散歩もオフの楽しみの一つ。水の緩み具合で季節の移り変わりを感じたり、橋の上からきれいな月を眺めるのも心地よい時間です。

10年間の取材実例から40軒を紹介した『大人の幸せなインテリア』


好評発売中の『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』(HERS編集部/編、光文社)。
表紙撮影:金子美由紀(ナカサアンドパートナーズ)

加藤さんは、雑誌HERSで10年間連載してきた住まいの実例をまとめた『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』を出版されたばかり。大人のおしゃれな女性のインテリア実例紹介のほか、大人気リフォームデザイナー・FILEの石川敬子さんが語るリフォーム成功のコツ、大人の五感に訴えるインテリアショップガイドなど、インテリアの参考になること間違いなしの充実の一冊です。

——書籍では、国内や海外のマンションの実例も紹介されていましたね。

加藤さんそうですね。マンションなど集合住宅の方の実例が多いですね。人気料理家の小堀紀代美さん、サルボ恭子さん、平野由希子さん、そしてパリのアパルトマンで暮らす中村江里子さんのキッチンや、国内外のクリエイターの家など。集合住宅でもその方の個性が存分に感じられます。インテリアは内面を表すものですから、「この方だから、この住まい」ということが伝わるように撮影も工夫しました。マンションリフォームの実例は、リアルで役に立つというお声を多くいただいていますし、すぐに役立つコラムも好評です。


和室をLDに取り込んで約28畳のワンルームにリフォームした事例。
『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』(光文社)より。(誌面撮影:福知彰子)

——誌面ではさまざまなインテリアが紹介されています。マンションですぐに取り入れられそうな素敵なアイデアはありますか?

加藤さんマンションは画一的なインテリアになりがち、と思われるでしょうが、まず一つ本物の素材感のあるアイテムを入れてみると温かみがでて、居心地がよくなります。たとえば好みの質感の木のテーブルや、リネンなど自然素材のカーテン、質のよいウールのラグなど。そうした素材の力を感じる実例も多く掲載しています。


持ち主の個性が表れるさまざまな棚の事例。
『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』(光文社)より。(誌面撮影:福知彰子)

加藤さんまた本の前書きにも書きましたが、インテリアは“その人の心”を表すもの。本棚から溢れる好奇心、旅の思い出や美しい器を愛でる気持ちや、家具選びに感じる一緒に暮らす人への優しい思いなど。今まで1,000件以上のお宅を取材して印象に残るのは、その方らしさを感じる住まいですね。

マンションにも自然を!ボタニカル・ライフのヒント


お部屋にグリーンを取り入れたインテリアを紹介する「ボタニカル・ライフ」特集では、
加藤さんのお部屋のベランダが紹介されています。
『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』(光文社)より。(誌面撮影:福知彰子)

——加藤さんはご自宅でお仕事をされています。仕事部屋はどのような雰囲気ですか?

加藤さん3LDKの我が家で、私の仕事部屋はリビングとは逆の西側のベランダに面しています。窓際にデスクを置いているので、ベランダの室外機の上に設けたボックスにグリーンを設えています。「景色をつくる」という発想ですね。デスクに長く向かっているときは、窓からグリーンが見えるとほっとします。こうした工夫でマンションライフはより心地よくなるのではないでしょうか。


書籍でも紹介されている、加藤さんのマンションのベランダのBOXINGガーデニング。
窓から見える豊かなグリーンに心癒やされます。(撮影:福知彰子)

——仕事の資料の収納などはどのように工夫されていますか?

加藤さん仕事柄、書籍や写真集、カタログなどが多くなりがちで、私は洋服よりも本の収納の方が大変ですね。インテリアブランドから送られるシーズンごとのカタログなど、不在時でも荷物を宅配ボックスで受け取れるのは、マンションの利便性の一つですね。本はなかなか捨てられませんが、古い資料は定期的に処分するように心がけています。

「家を持ちたい!」と思ったらモデルルーム巡りで妄想してみては?


自室のほかに、気分を変えられる共用スペースがあるのはマンションの魅力の一つ。

——これから新築マンション購入を考えている方々に、アドバイスをいただけますか?

加藤さん近い将来、購入する気持ちがおありなら、まずマンションに対する経験値を増やしてみてはいかがでしょう。新築マンションは、販売時期はまだ建築中で実際の部屋は見られません。モデルルームと間取り図での判断となりますし、人気物件であるほど決断するまでの時間は短期間になります。まだ資金が貯まっていなくても、いつかは家を持ちたいという夢があれば、休日にご自身やご家族でモデルルームを見てまわってみては? 切羽詰まっていない時期から始める方が、かえって余裕があってお勧めです。

——たくさん見てまわることで、目を肥やすことにもなりますね。モデルルームでは、どういう点を見るとよいでしょう?

加藤さんモデルルームで、間取り、設備、仕上げなどを見ていくうちに、価格に対する感度も含めて、自分なりの判断材料が少しずつ蓄積されていくと思います。また、この部屋でどんな生活をするのか、とご夫婦で想像して話してみると、自分たちのこれからの生活イメージが少しずつ形づくられていくように思えます。そんな妄想期間を楽しんで、ご自身にあった物件に出会っていただきたいですね。


モデルルーム巡りでマンション選びの目を肥やして、新生活のイメージをシミュレーションすると良さそうです。早速MAJOR7の特集ページから、モデルルームを選んで見に出かけてみませんか? また、清澄エリアのマンションが気になった方はこちらの江東区の記事もあわせてお読みください!

育住近接とお祭りがキーワード!江東区の豊洲・深川・城東エリアの住みごこちとは?

【MAJOR7で大規模物件特集を見てみよう!】

加藤 登紀子

フリーランスのライター、エディター、インテリアコーディネーター。インテリアを主軸に、器や食などライフスタイルのライター、エディターとして25年。国内での実例取材は1000軒以上で、幅広いネットワークをもつ。また、フランス、イギリス、スペイン、北欧他、各地にてインテリア、ライフスタイルを取材。「人の幸せと住まい」をライフワークとし、多くのメディアに寄稿。インテリアコーディネーターとして、個人邸、ホテル、モデルルーム、商業施設などの空間デザインを多く手がける。月刊「HERS」の連載をまとめた著書『大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒』(光文社)は早くも3刷と好調!

インスタグラム@tokiko.maison

記事監修:加藤登紀子

2019年5月30日

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