南青山暮らしの子育てご夫婦に聞く職住近接のメリットは"家族と過ごす時間が増えること"

表参道駅から徒歩6分。港区南青山のマンションにお住まいのご夫婦に、都心の職住近接ライフのメリットをお伺いしました。ご夫婦が感じる職住近接の良さは、家族と過ごす時間の豊かさにありました!

大人の街、表参道のマンションにお住まいのご家族


ハイブランドのショップ、美術館やアンティーク店などが集まるハイセンスな表参道エリア。

MAJOR7が実施した「住んでみたい街アンケート(首都圏)2016年」で第7位の街、表参道。表参道駅周辺は、ハイセンスな大人の街というイメージですが、大通りから一本道を入ると閑静な住宅街が共存しています。

今回お話を伺ったのは、表参道から徒歩6分の南青山のマンションにお住まいのMさんご家族。ご主人は3軒のイタリアンレストランを経営するオーナー様。店舗のプロデューサーとしても活躍されており、国内外での仕事も多いそうです。奥様と現在1歳3ヵ月の息子さんとの3人暮らしです。

——南青山にお住まいになったきっかけは何でしょうか?

Mさん(夫)経営しているレストランが渋谷区にあるので、長年この周辺に住んでいます。このマンションに引っ越す前は、広尾のヴィンテージマンションに夫婦二人で住んでいました。広尾のヴィンテージマンションはゆったりした設計や佇まいで気に入っていたのですが、父がこの南青山のマンションを購入しまして「せっかくだから新築の間に二人で住んだら?」と誘われて引っ越してきました。

Mさん(妻)私の実家が、このマンションから歩いて行ける距離にあるんです。近所にある港区立青南小学校は私の母校。子どもの頃から住んでいるので、南青山の街の移り変わりと共に育ってきた感じですね。昔はこれほど多くのお店はありませんでしたが、お店が閉まる時間も早く、夜も治安が良いことは、今も昔も変わりません。

セントラルヒーティングから床暖房へ、ポーターサービスも快適


ホテルライクなコンシェルジュ・スペースと、広々としたエントランスホール。

——ヴィンテージマンションから引っ越して、新築マンションの住み心地はいかがですか?

Mさん(夫)広尾のマンションも気に入っていたのですが、やっぱり最新設備は違いますね。24時間換気や浴室乾燥、床暖房が特に気に入っています。それと、24時間警備やコンシェルジュサービスが便利ですね。コンシェルジュは、タクシーも呼んでくれるし、大きな荷物を運んでくれるポーターサービスもあります。ホテル的なサービスで助かります。

Mさん(妻)広尾のマンションはセントラルヒーティングでした。冬と夏の決まった時期に全館一斉切り替えで、少し暑いなという日でも自分達で冷房が入れられなかったのです(笑)。ここでは部屋毎に冷暖房を切り替えられるのが嬉しいですね。冬も、凄く寒ければ床暖房を入れる位で、オールシーズン快適な点が気に入っています。

——マンションでのご近所づきあいはいかがですか?

Mさん(妻)親しいおつきあいの方はまだいないのですが、2棟あるマンションの別棟に弟家族が住んでいます。うちより1歳上の子どもがいるので、弟家族と一緒にみんなで近所の実家に集まって食事したりしています。

——ご実家も近く、弟さんご家族は一緒のマンション住まいとは、素敵ですね。

Mさん(夫)私の親友もこの近所に住んでいます。親戚も友達も、そう頻繁に行き来する訳でなくても、やっぱり近くに住んでいるという安心感がありますね。

Mさん(妻)コンシェルジュで荷物を預かってくれるので、弟家族が不在のときに何か渡したいものがあっても「コンシェルジュに預けておいたから」と知らせておけば良くて助かっています。小さい子どもがいるので、大荷物をポーターが運んでくれるのは有り難いですね。

意外にも南青山は子育てに手厚い地域、徒歩15分圏に2〜3箇所の児童館


取材中いつもニコニコ、しっかりカメラ目線の息子さん。ハンサムさんです!

——表参道は、子育ての面ではいかがでしょう?

Mさん(妻)意外でしょうが、ここから徒歩15分圏内に港区の児童館が2〜3箇所あってベビーバギーで行けちゃうのです。港区は子育て支援制度が手厚く、児童館には多彩な子育てプログラムがあって助かっています。私が子どもの頃からある病院も含めて小児科は近くに2軒あるし、救急であれば広尾の日赤もあるので、何かあったときに心強いです。

Mさん(夫)子ども連れOKなカフェやレストランも多いですしね。さすがに子どもを遊ばせる公園は少ないけれど、少し足をのばせば、代々木公園や明治神宮外苑、聖徳記念絵画館のイチョウ並木といった緑豊富な散歩コースがたくさんあります。

Mさん(妻)東京ミッドタウンまで行けば、ウッドデッキの公開空地や東京ミッドタウン公園があって、そこでも子どもを遊ばせられます(笑)。

——東京を代表する有名スポットが徒歩圏にある、贅沢な環境ですね。お買い物の便利さはいかがですか?

Mさん(妻)徒歩圏に高級スーパーから普通のスーパーまで3軒揃っているので、不便はありません。表参道駅の交差点の角には昔からある小さい24時間営業のスーパーマーケットがあるので、買い忘れた食材をそこで買うことも(笑)。

Mさん(夫)オシャレな人が行き交う姿を見ながら、赤ちゃん連れで葱をぶら下げてマンションまで帰るなんてしょっちゅうです(笑)。さすがにジャージ姿では、近辺を歩き回れないけど、それ以外に不自由はないです。

職住近接の一番のメリットは、家族で一緒に過ごす豊かな時間


取材中も、終始あたたかな優しい目で息子さんを見守るご主人。

——ご主人はまさに職住近接を実現されていますが、一番のメリットは何でしょうか?

Mさん(夫)レストランの仕事は大体夕方からなので、それまでの間は妻と子どもと一緒に過ごせる時間がたっぷりあることでしょうか。夜遅くてもすぐ帰宅できますし。1歳3ヵ月の息子の成長を、妻と一緒に見守ることができる。今子どもがすくすくと成長するかけがえのない時期ですから。

——お仕事で言えば、通勤電車の混雑とも無縁の生活ですよね?

Mさん(夫)仕事場までは歩いて行ける距離なので、電車はもちろん、車にもまったく乗らなくなりました。車は持っているのですが、年間1,000kmも走らない程なので、もう必要ないかと思っています。ふだんは、とにかくよく歩いています。

——まだ先のことですが、お二人はこのマンションに永住するご予定ですか?

Mさん(夫)実はイタリアの田舎で暮らそうと、二人で話していまして。子どもが3歳になるまでにイタリアで暮らすかどうか決めないといけないねって言っていたのですが、ちょっとすぐには難しいかもしれない。どちらにしても、東京のマンションは残しておいて、イタリアとの行き来になるかなと思っています。子どもが産まれる前は、二人で月単位のイタリア出張に行くことがよくありましたが、長期間不在にしてもマンションだとセキュリティ面で安心できます。


冬はクリスマスイルミネーション、夏は新緑が美しい表参道の並木道。

——表参道で暮らす良さはどんなところにあるのでしょうか?

Mさん(夫)青南小学校から根津美術館前の交差点のあたりは、朝は行き交う人の姿があまりなく、朝の南青山の街は空気もきれいで清々しい雰囲気に包まれていて気持ち良いですよ。

Mさん(妻)そういえば表参道はパチンコ屋さんが1軒もない街だねってよく言われます。都心の便利な場所にあるのだけれど、ターミナル駅の繁華街のような賑わいがなくて、人通りの多い道から一歩入ると静かな住宅地があって落ちつけます。昔から住んでいるせいかもしれませんが、心がほっとする街だと思います。


ハイセンスなショップが集まっていて遊びに行きたくなる街・表参道というイメージでしたが、お二人の暮らしぶりを伺うと、子育てに優しい、住みやすい街なのだとわかりました。職住近接の暮らしが、子育て家族の幸せを育んでくれる!そんな印象を受けました。

【MAJOR7で表参道駅近辺の物件を見てみよう!】
⇒表参道のマンション一覧を見る
⇒港区のマンション一覧を見る

取材内容は2017年2月28日現在のもので変更になる可能性があります

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