マンショントレンドレポート Vol.09東京スカイツリー開業で変わる押上・墨田周辺エリア

Vol.9東京スカイツリー開業で変わる押上・墨田周辺エリア

東京スカイツリーが開業する押上・墨田エリアには、どのような生活が待っているのでしょうか・・・?
行政を中心として勢いのある開発を続ける先にある未来は、新旧が融合した真新しい文化と共に、
観光客はもちろん、そこに住む人の笑顔があふれる未来が待っているでしょう。

vol.9東京スカイツリー開業で変わる押上・墨田周辺エリア
多様な機能を持つ商業施設が誕生 「新しい下町」の未来を担う、タワーのある街づくり
培ってきた優れた文化を国内外へ発信する地域 優れた伝統文化を守り、地域ブランドの価値を高める町おこし
北十間川の整備に伴って利便性の高まる地域 船着場の新設や都心までの船便、歩行者デッキの整備等が計画されている下町エリア

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多様な機能を持つ商業施設が誕生

約3.7ヘクタールの規模で進む2棟構成の商業施設(イメージ画像)
約3.7ヘクタールの規模で進む2棟構成の商業施設(イメージ画像)

下町の新しい顔として生まれる東京スカイツリーは、その足元で「新しい下町」の未来を担う商業施設を建設中です。
約3.7ヘクタールの広さで作り上げられる新しい街は、「新・下町流」を目指して、流行を詰め込んだだけの商業施設ではなく、ものづくりの伝統や文化が息づく墨田区の歴史を受け継いだ形で開発が進んでいます。
7階・31階建ての2棟構成からなる商業施設の中でも注目したいのが「新・下町商店街」や、温かいコミュニティが生まれる「クリエイティブマーケット」のある1階フロア。
また、2階は女性に向けた流行発信地となるべくファッションやライフスタイルなど、ターミナルSCの機能が詰まったフロアになる予定です。3階には、バラエティ豊かな食を堪能できるフードコートが誕生。4階には日本を代表するモノや食が集合した「ジャパンスーベニア」、6・7階には定番料理から地方発の名物料理までが集結したレストランゾーン、最上階の31階には無料の展望スペースが誕生する予定です。

東京スカイツリーのある未来~Scene1~

東京スカイツリーに隣接する商業施設のオープンに伴い、地元に暮らす人々の生活も毎日のお買い物や生活においてより暮らしやすく変貌していくでしょう。また、観光で訪れる人が増えることでさらに活気が溢れ、やがては下町エリアの中心地になっていくと思われます。
たとえば、多彩な料理を楽しめるフードコートで食事をしたり、仕事帰りに立ち寄ってお買い物、隅田川花火大会の日には最上階の無料展望台で花火を鑑賞する等、ライフスタイルに合わせて楽しめそうです。

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培ってきた優れた文化を国内外へ発信する地域

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優れた伝統文化を持つ下町を代表する一人として、浮世絵師「葛飾北斎」が挙げられるでしょう。かつて南割下水通りと呼ばれた両国エリアと錦糸町エリアの拠点を結ぶ通りが、今では「北斎通り」と名称を変えて住民に親しまれています。これは葛飾北斎が、墨田区亀沢で生まれたという記録があることから平成11年に改名されたものです。
この北斎通り周辺には、北斎作品を中心とした美術館「墨田区北斎館(仮称)」が東京スカイツリーと同時期に建設される予定です。

また、このエリアが長い時間をかけて作り上げてきた文化保護の視点で注目したいのが「すみだ地域ブランド戦略」という行政の手がけるプロジェクト。
このプロジェクトは、他では真似のできない墨田区の技術力や職人技が与している商品をすみだブランドとして国内外にアピールしていくというもので、将来的に地域ブランドの価値を高めることを目的にしています。

東京スカイツリーのある未来~Scene2~

250年もの昔に素晴らしい芸術を作り上げた北斎と、現代技術の粋を集めた東京スカイツリー。いずれも下町エリアの貴重な財産と言えます。
現在、これらを活かした町おこしが至るところで進んでいます。国内だけでなく海外もターゲットにした墨田・押上エリアのPR戦略は、やがて多くの人々が観光に訪れる日本の代表的な観光地へと実を結ぶでしょう。
たとえば、最近見直され始めている下町職人の作る日用雑貨が大きな注目を集めたり、伝統文化に触れながら育った子供が、将来的に世界に通用する芸術家として羽ばたく日がくるかもしれません。

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北十間川の整備に伴って利便性の高まる地域

整備計画が持ち上がる北十間川沿い(2010年9月撮影)
整備計画が持ち上がる北十間川沿い(2010年9月撮影)

東京スカイツリーのふもとにある北十間川沿いでは、整備するエリアをゾーン分けして様々な顔を持つ水辺の特性を活かしながら開発が進められています。
東京スカイツリー建設地の足元に位置する「新タワー水辺拠点ゾーン」では、船着場が新設される予定。都心からの交通手段が増えることや船便という非日常感も伴い、新たな観光地としての押上・墨田エリアの地位を確立するのに一役買いそうです。
また、多くの観光客が訪れることを想定し、河川沿いの歩行者デッキやテラスが整備されることに加え、東京スカイツリーと浅草通りを結ぶ人道橋も架けられる予定です。

「下町賑わいゾーン」と銘打った源森橋・枕橋付近では、鉄道高架下を活用した店舗やギャラリーが新設されるほか、水辺と公園に一体感を持たせる道路空間を作り、地域コミュニティの活性化が図られていく予定です。

東京スカイツリーのある未来~Scene3~

東京スカイツリーを中心として始まっている下町エリアの整備計画は、日常生活の基本である利便性に大きな影響を及ぼしています。観光客の増加を見込んで実施される様々な施策は、地元住民にも大きな恩恵を与えるでしょう。
たとえば、平日は東京スカイツリーに隣接する商業施設から直通で繋がる押上駅を使って出勤し、休日は北十間川の船着場から出る船でのんびりとお台場までショッピング。ジムの代わりに休憩施設の整備された川沿いでのジョギングが習慣になるかもしれません。

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「東京スカイツリーのある未来」はいかがでしたか?

ここで紹介した事例は発表されている施策のほんの一部。
行政が積極的な施策を次々と発表、実施している押上・墨田エリアは、他エリアとは違うスピードで開発が進んでいます。多くの人々の注目を集め、まさに新旧が融合した真新しい文化を生み出しながら進んでいくさまは新たな歴史の一歩を感じるほど。東京スカイツリーを中心としたこの勢いは、今後大きな円を描くように広がり更に盛り上がっていくに違いありません。
これから人気が出てくるのは必須!のこのエリア。
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