【住民座談会・ファミリー編】同じマンションの子ども同士で自発的に集団登校!安心して子育てできるマンションの魅力とは?

マンションの子どもたちで集団登校、自然にできあがった子育て助け合いの輪

——「マンションで子育てしていたよかった!」と思った経験はありますか?

Iさん(妻)うちのマンションは同じ小学校に通う子どもが5~6人いて、毎朝エントランスで待ち合わせてみんなで一緒に集団登校の場所まで行くんです。管理組合で決めた訳でもなく、自然発生的にそうなって、代々続いています。うちの子どもはいま小学6年生ですが、1年生になったばかりのときには、ほんとうに心強かったですね。

Hさん(夫)うちもそうです。学校は集団登校を定めてないんですが、同じマンションの子どもたちがロビーに集まって一緒に登校しています。うちは一人っ子だったので、ちょっと安心しました。

Oさん(妻)うちは去年住み替えたばかりなのと、子どもが5歳と3歳で小さいので、まだマンション内でのおつきあいがないんですが、小学校に上がると違ってくるんでしょうね。

Iさん(妻)マンション内で、お母さんが夜勤でお父さんが出張というお子さんを預かってあげたこともあります。逆に、「ちょっとだけお願い!預かって」ということも。小さい子がいると、ほんの数時間の買い物に出るのも大変です。少し預かってもらえるだけでありがたいんですよね。家の鍵を忘れた男の子がいたときは、親御さんが帰ってくるまで、うちで預かって一緒に食事したこともあります。

Hさん(妻)私は自分が鍵を忘れてしまって(笑)、主人が帰ってくるまで、同じマンション内のお友達の部屋で、子どもと一緒に待たせてもらいました。子どもの夕食やお風呂までお世話してもらって、とても助かりました。

——皆さん、いい交流が生まれているんですね。

Hさん(妻)うちはお互いの親が遠方に住んでいるので、急な用事があっても親に頼むことができないんです。どうしても外せない用事ができたときは、遠くの親よりも、やっぱり近くの知り合いや友達ですね。

——そういうマンション内のお友達はどうやってつくればいいんでしょうか?

Hさん(妻)なんとなく自然に、です。たまたま幼稚園の説明会で知り合った方が同じマンションに住んでいて、よく話すようになって、互いの趣味や考え方が似ているなとわかってきて、だんだん親しくなっていきました。ほんとうは、あとでめんどうになってもいやなので、積極的にママ友みたいな関係づくりはしない方だったんですけど。無理してママ友をつくろうとしなかったのもよかったんでしょうか。

Hさん(夫)旦那さんや子どもがいない昼間に、どちらかの部屋で缶ビール飲みながら愚痴ってるらしいですよ(笑)。

——それは最高じゃないですか(笑)!

Hさん(妻)週末の夜にどちらかの家へ家族で行って、一緒にご飯を食べることもあります。じゃあ今度は、男だけどちらかの家に行かせて、女同士でやろうかなんて計画も(笑)。

Aさん(夫)そういえばうちの奥さんも、同年代の子どものママ友仲間と仲良くしています。近所の居酒屋に、ママ友同士で飲みに行ってるそうですよ。そうやって仲良くしてもらう友達がいると、若干の疎外感はありますが(笑)、僕が単身赴任でいなくても安心できます。

——ひとつ屋根の下に住むマンションだと顔を合わせる機会も多いですし、小さなお喋りから、時間をかけて自然に仲良くなっていくのがいいのでしょうね。

マンションのよさは、セキュリティや防災面の信頼性、子育ての安心感

——子育て以外で、住んで実感したマンションのよさは、どんな点でしょうか?

Aさん(夫)みんなで使える共用施設です。キッチン付きのコミュニティルームがあるので、関東在住の郷里の同級生とその家族20名を招いて、みんなで山形の郷土料理をつくって食べたことがあります。それは楽しかったですね。うちの奥さんは、マンションの方が開催しているヨガ教室に、週一回通っています。

Iさん(妻)私は立地のよさで選んだんですけど、目の前にバス停があって、スーパー、眼科、内科、外科、歯科などのすべての病院が近くにあるのは、子連れで行動する親としては、やはりありがたいですね。子どもが小さいうちは、ケガや病気で、いろいろな病院にかかることが多いものですから。

Oさん(夫)うちは5歳と3歳の男の子がとにかく大変で、もう、すぐにパーッと突っ走っていくんですね。だからマンションの敷地内で遊んでくれていると安心します。2段階のセキュリティのあるマンションなので、子どもの飛び出し防止にも役立っていると思います。いきなり道路に飛び出す心配もないし。それと、同じフロアはほとんど同年代の子どもたちがいるご家庭ばかりなので、多少子どもが騒いでいても「お互いさまだし」という安堵感もありますね(笑)。

Aさん(夫)単身赴任で私がいないことが多いですから、家族4人を安心して住まわせておけるという意味では、セキュリティ面ですね。オートロックで外部の人の出入りも制限されていますから。遠くに住んでいても安心しています。それから、防災。東日本大震災のときも、建物にヒビが入ったり壊れたりすることもありませんでした。

Oさん(妻)東日本大震災のときには、私も子どもも九州に行っていて留守だったんですが、食器棚の扉が開いたくらいで、ほとんど被害がありませんでした。「防災面で考えるとしっかりした構造のマンションがいいんだな」って、子どもが産まれてからは、その思いが一層強くなりました。

Iさん(妻)災害ではなかったんですが、一度マンション内で火災報知機が作動したときに、ご近所の方に助けられたことがあります。夜にもかかわらず、ひとつ隣の部屋の奥さんが「火事よ!」って声をかけにきてくださったんです。主人もまだ帰ってなかったので、急いでパジャマ姿で子どもを連れてエントランスまで避難しました。結局火事ではないとわかったんですが、いざというときに声をかけて行動できるマンションなんだなと頼もしく思いました。

——皆さんのお話を伺っていると、設備も、人間関係も、「安心」を得られる暮らしが、マンションの魅力といえそうですね。

将来の買い替え予定は「現在検討中の人」「将来あるかも」「ここに永住」さまざま

——近い将来でも、もっと遠い将来のお子さんが成長されたあとでもいいんですが、マンションの買い替え予定などは考えていらっしゃいますか?

Oさん(夫)正直、いまのマンションはちょっと狭いかなと感じていまして…。将来2人の子どもに1部屋ずつ与えられないというのが分かってきました。間取り変更してもキツイかな。

Oさん(妻)計画性なさすぎ…(笑)。

Oさん(夫)いま近隣に、新築マンションがいくつか建ち始めているので、うまくタイミングがあえば、近い将来に買い替えもあるかもしれません。情報収集をしている段階ですね。

Hさん(夫)うちはもう子どもの成長にあわせて広くする必要はないつもりで購入しているので、子どもが巣立った二人になっても、このままここで長く住んでいくことを考えています。長く住めば、マンションもいずれ、20年後、30年後には、さまざまな課題が出てくると思います。そのときに、みんなでどうするか? 建て替えるのか?という問題も当然出てくるはずです。そういった問題もしっかりと想定して、管理組合としてしっかり考えていかなければならないでしょうね。

Iさん(夫)子どもの成長に応じて住み替えというのはあまり考えていませんね。子どもが大学に入ったとしても、ここから通えるところにあると思いますし。やはりアクセスや生活の便利さが気に入っているので、何もない限りここがいいと思っています。

Aさん(夫)うちは、いずれどちらかの田舎の実家に帰ることも想定して、売りやすいマンションを購入しましたので、あると思います。ただ、妻はここで友達もできて住み心地もいいから、「あなただけ行ってきたら?」ってことになるかもしれませんね(笑)。そこはまだ合意できていません。

——皆さんのお話を伺っていると、建物や設備面だけでなく、いろんな住民の方と触れ合いながら暮らせるマンションは、安心して子育てできる環境と言えますね。本日はありがとうございました。


子育てをしていると、子どものイタズラや病気など、予測不可能な出来事があります。でも、同じマンション内にすぐ手を差し伸べあえるご近所さんがいると、それだけでも心強いですよね。建物や設備だけでなく、いろんな住民の方と触れ合いながら、安心して子育てできるマンションって、子育て世代にとってとても魅力的な環境だな、と思います。

取材内容は2016年2月25日現在のもので変更になる可能性があります

編集部のおすすめ記事

カテゴリ一覧

物件をお探しの方へ ※大手不動産デベロッパー7社の物件情報に特化したポータルサイト『メジャーセブン』の物件一覧ページに遷移します