カンディハウスに教わる長く付き合えるソファーとダイニングテーブル選び

MAJOR'S Column

2022年3月9日

マンションを購入したら、長く使う家具もよく考えて選びたいものです。特に、ダイニングテーブルや居心地の良いソファーは、長く使う人気家具です。今回は「カンディハウス東京ショップ」の浅田知実さんに、ダイニングテーブルやソファーの選び方についてアドバイスしていただきました。

2人でも大人数でもOKなダイニングテーブル


南青山にある「カンディハウス東京ショップ」。
1968年の創業以来、北海道・旭川でのものづくりにこだわって
木製家具づくりを行ってきたメーカーです。
「カンディハウス東京ショップ」では、
広々とした店内で家具のサイズや材質を確かめられます。

——マンション購入をきっかけに、家具選びの相談に訪れるお客様は多いですか?

浅田さんはい。ご結婚、新居の購入などをきっかけに、長く付き合える家具をお探しのお客様がいらっしゃいます。またコロナ禍でおうち時間が増えたことで、もっと居心地の良いソファーに買い替えたいというお客様もいらっしゃいます。家具は、ご自宅を快適にするために欠かせないパートナーのような存在です。お客様のご意向に沿ってアドバイスをさせていただいております。


「マム ダイニング EXテーブル φ105」は、直径1050mm。
椅子は、シンプルな丸い座面のロングセラー製品
「ルントオム チェアー(座張)とスツール(木座)」。

——まず、家族で食卓を囲むダイニングテーブルについてご紹介いただけますか?

浅田さん丸いダイニングテーブルは、座る人数を選ばず、使いやすい形です。最初ご夫婦2人暮らしからスタートして、その後お子様が誕生されたらチェアーのお買い足しをして使い続けることが可能です。また、天板を長く伸ばせるエクステンションタイプのテーブルも人気です。フレキシブルで使いやすいですよ。


バタフライ式に収納された天板を広げると、1550mmに拡張できます。
チェアーやスツールを並べれば最大6名位でテーブルを囲めます。
来客時や家族が増えても、便利に使えます。

ソファーの選び方、ソファーに合わせたダイニングテーブル


カンディハウスにおいて今年で50年を迎えるロングセラー製品
「アルプ LD ソファーベッド(S)」。
1640mm幅で、背クッションは置き式。
低めの丸テーブル(400mm高さ)と合わせて、寛ぎゾーンが出来上がります。

——ソファーのお勧めを教えてください。

浅田さん先ほどのエクステンション式のダイニングセットの隣に、1640mm幅のソファーベッドを組み合わせて置けば、ダイニングコーナーと寛ぎの場所を区分けできます。ダイニングセットとソファーを置きたいけど、リビングダイニングがあまり広くない場合、コンパクトなソファーを組み合わせるのがお勧めです。こちらはソファーベッドですので、来客時にも活躍します。


1860mm幅の「アルプ LD ソファーベッド」を、
680mm高さのテーブルと合わせれば、ダイニングがそのまま寛ぎゾーンになります。

浅田さんダイニングテーブルとソファーの両方は置きたくないというお客様には、ソファーの高さに合わせて、650〜680mm高さ程度のダイニングテーブルと、420mm高さ程度の座高チェアーとの組み合わせをお勧めしています。ダイニングテーブルが低めなので、全体に目線が低くなり、リビングダイニング空間が広く見えるという効果もあります。


「エクリプス リビング 3Pソファー」は、1900mm幅のゆったりした3人掛けソファー。
広いリビングにスタイリッシュな印象を与えます。

浅田さん「エクリプス リビング 3Pソファー」は、骨格を支える発想から生まれたもので、クッションの厚みや、背の高さなど、さまざまな点にこだわって使い心地の良さを追求しました。肘部は置きクッションになっているのも特長です。背面は木の仕上がりが美しく、背面が見える形でレイアウトするのもお勧めです。

ソファーの替わりにレイアウト自由なパーソナルチェアー


曲線が美しい「ライナス リビング ハイバックチェアー」。
お揃いの「ライナス リビング スツール」は、オットマンとしても使えます。

——間取り的にどうしても希望サイズのソファーが置けないという場合もあると思います。そんな時にはどういう家具がありますか?

浅田さんパーソナルチェアーをお勧めしています。「ライナス リビング ハイバックチェアー」は、スチウレ・エング氏デザインの人気のパーソナルチェアーです。ハイバックチェアーには、頭を委ねられるヘッドクッションが付いていて、ソファーのように寛ぐことができます。一人掛けなので自由にレイアウトができ、ソファー替わりに2脚置いたり、お揃いのオットマンと組み合わせるお客様もいらっしゃいます。座り心地の良いパーソナルチェアーも多くありますので、必ずしもソファーという形ににこだわる必要はないと思います。


カンディハウス「FUN to FIND! ― お気に入りのソファーを見つけませんか」
チャートに回答して、自分好みのソファータイプを見つけることもできます。

カンディハウス「FUN to FIND! ― お気に入りのソファーを見つけませんか」

一生使う、長いお付き合いの家具選び


実際にお客様がお使いの家具を紹介した「フォトレビュー」ページより。
このお客様は、「アルプ LD ソファーベッド(S)」と
低めのダイニングテーブルとの組み合わせで、
ダイニングコーナーを自分の居場所としてご愛用されています。

カンディハウスブログ「フォトレビュー」

浅田さんカンディハウスではブログの「フォトレビュー」ページで、ご愛用いただいているお客様の投稿をご紹介しています。ソファーやダイニングテーブルの使い方やインテリアの参考例にもなりますので、ぜひご覧ください。
また長年使ってきた思い出が染み込んだ家具を修理して使いたいというお客様には、責任を持ってレストア(修理・再生)対応を行っています。長年の家具をメンテナンスしてお使いいただいているお客様の「フォトレビュー」もあり、愛着のある家具は、お客様にとってかけがえのない存在になっているのだと実感いたします。


革製品のメンテナンス用キット「レザーケアキット(LM150)」。
レザーのソファーやチェアーのメンテナンス方法もしっかりとアドバイスされるそうです。

浅田さん「マンションを購入して長く使うことになるので、間違った家具を買いたくない」「自分のマンションの間取りに最適なサイズの家具を探したいけれど、どうやって探せばいいのかわからない」というお客様の声を、よくお伺いいたします。
カンディハウスでは、間取り図をお持ちいただければ、1/50スケールのテンプレートをご用意して、最適な家具サイズなどのご相談をお受けしております。また大型家具を購入する場合の搬入経路についてもしっかり事前確認しております。お気軽にご相談ください。長く付き合える家具との出会いをお手伝いできれば嬉しいです。


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カンディハウス

家具メーカーとして全国にインテリアショップを展開するカンディハウスは1968年に創業。以来、国内有数の家具産地、北海道・旭川でのものづくりにこだわる。国内外のデザイナーと共に妥協のない製品開発に取り組みながら、北海道の自然と日本の文化に育まれた美意識をデザインとものづくりに生かし、長く愛着を持って使える木製家具にて、ライフ&ワークスタイルを提案している。
カンディハウス東京ショップ

記事監修:カンディハウス

取材内容は2022年3月9日現在のもので変更になる可能性があります

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