第4回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査

第4回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査

第4回は「新築分譲マンション購入に際しての意識調査2005年度」についてのアンケートです。
MAJOR7を運営する参加8社の新築マンション情報のインターネット会員約28万人の方にアンケートにご協力いただきました。
新築分譲マンションの購入でお金をかけてもこだわりたいポイントについて、最新のトレンドは「採光性」「安心・安全性」という結果が出ました。
また、理想とするマンション購入時の比較検討ポイントでは、「管理会社が信頼できる」「周辺環境が自然に恵まれた」「大手不動産会社が分譲する」ということが挙げられています。
主な調査結果は以下の通りです。
詳細なアンケートデータ(報道用資料)については、こちらのページからどなたでもご自由に無料でダウンロードしていただけます。(PDFファイル

第4回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査

1.お金をかけてもこだわりたいポイント

こだわりのポイントとしては「採光性」「安心・安全性」など。マンション購入の重視ポイントとしても「便利で快適」かつ「セキュリティ」を重視する傾向が窺えます。

2. 理想とするマンションと購入時の比較検討ポイント

理想とするマンションでは「管理会社が信頼できる」ほか「自然に恵まれた環境」や「間取り」などが挙げられ、購入検討時の比較ポイントでは「大手不動産会社の分譲」「大手建設会社の施工」などがより重視されています。
新築マンションに対する安心・安全性や信頼性を重視する傾向が窺えます。

3.採光性や安心・安全性が重要ポイントに

マンション購入時にお金をかけてもこだわりたいポイントは、「採光性」がトップに挙がる。その他、「安心・安全性」「住みやすい間取り」「駅から近い」が上位。
マンション購入時にお金をかけてもこだわりたいポイントは、「日照や採光が良いこと」が62%でトップ。昨年のアンケートと同様に高いポイントとなりました。次いで「免震構造など、耐震性が高いこと」59%、「住みやすい間取りであること」59%、「駅から近いこと」57%、「セキュリティが充実していること」56%が続く結果となっています。
また、「収納スペースが充実していること」55%、「日常の買い物が便利なこと」51%も、過半数の人が「マンション購入時にお金をかけてもこだわりたいポイント」に挙げています。

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<マンション購入時にお金をかけてもこだわりたいポイント~30%以上の項目を抜粋>

【注目データ】
マンション購入時の重視点は、「エリア適合性」「居住快適性」「生活安全性」が上位。「大手信頼性」は、「環境快適性」「生活エンジョイ性」を上回る。

<算出方法>
マンション購入時の重視点として、「エリア適合性」「居住快適性」「家事快適性」「子育て快適性」「生活安全性」「デザイン性」「生活エンジョイ性」「大手信頼性」「環境快適性」の9つのポイントをあげ(各ポイントの定義については下右表の内容を提示)、「1点」を「全く重視しない」、「5点」を「どちらとも言えない」、「10点」を「非常に重視する」として10点満点で得点化してもらい、平均値を算出しました。

<マンション購入時の重視点>

<マンション購入時9つの検討要素の定義>

エリア適合性 物件所在地や通勤時間等が希望に合致していること
居住快適性 住戸内設備・広さ・日照・バリアフリー等が重視された設計であること
家事快適性 キッチン等、家事がしやすい設計・設備が整っていること
子育て快適性 託児所・キッズスペース・教育機関等、子育てがしやすい環境であること
生活安全性 安全に住むための防犯設備や環境が整っていること
デザイン性 有名建築家・デザイナーによる設計等、デザイン性が優れていること
生活エンジョイ性 ペット飼育やネット接続環境、スポーツ・スパ施設等、生活を楽しめること
大手信頼性 施工・分譲・管理が大手会社によること
環境快適性 緑地スペースや建築素材等、環境に優しいデザイン・設計であること

4.理想とするマンションとしては、「管理会社が信用できる」ことがトップ

<理想とするマンションのタイプ/全体・永住志向別>

(%)

理想とするマンションのタイプ 順位 全体
(5,944人)
永住志向別
順位 いずれは住み替えたい
(1,783人)
順位 できれば永住したい
(1,965人)
順位 考えていない
(2,196人)
管理会社が信頼できる 1 62.0 1 61.8 1 69.5 1 55.4
周辺環境が自然に恵まれた 2 47.7 3 48.6 2 53.2 2 42.1
間取りの可変性がある
(間取りをある程度自由に変更できる)
3 44.7 2 49.4 5 47.4 3 38.6
大手不動産会社が分譲する 4 43.0 4 44.6 3 51.0 4 34.4
大手建設会社が施工する 5 42.2 5 44.6 4 49.6 6 33.6
都心部に立地する 6 38.1 6 42.0 6 38.9 5 34.2
ファミリー向け 7 30.3 7 29.9 7 33.6 7 27.7
眺望の良い高層マンション 8 23.6 9 26.2 9 22.7 9 22.2
小規模戸数 9 21.7 10 22.6 8 23.3 10 19.4
投資性の高い 10 21.3 8 28.2 13 13.5 8 22.6
設計やサービス面がホテルライク 11 18.4 11 20.4 11 17.4 11 17.6
建築家やデザイナーの設計によるデザイナーズマンション 12 16.6 12 19.6 12 13.6 12 16.7
大規模戸数 13 15.6 13 16.0 10 17.7 13 13.3
再開発している地区 14 11.4 14 12.6 14 11.3 15 10.6
シングル・DINKS(共働き子供なし)向け 15 11.2 15 10.5 15 11.0 14 12.0
セカンドハウス型マンション 16 5.2 16 4.8 16 2.6 16 8.0
その他 - 6.5 - 7.0 - 8.2 - 4.5

(注)上位5位のセルを網掛けしている。=縦に見て網掛け

上記の理想とするマンションと同様、マンション購入時の比較検討ポイントでは 「管理会社が信頼できる」「大手不動産会社が分譲する」「周辺環境が自然に恵まれた」「大手建設会社が施工する」「間取りの可変性がある」が上位に挙がる。

<マンション購入時の比較検討ポイント/全体・永住志向別>

(%)

マンション購入時の
比較検討ポイント
順位 全体
(5,944人)
永住志向別
順位 いずれは住み替えたい
(1,783人)
順位 できれば永住したい
(1,965人)
順位 考えていない
(2,196人)
管理会社が信頼できる 1 52.8 1 53.1 1 59.0 1 47.2
大手不動産会社が分譲する 2 44.2 2 46.1 2 51.3 2 36.3
周辺環境が自然に恵まれた 3 42.3 3 43.9 4 47.6 3 36.2
大手建設会社が施工する 4 41.5 4 42.7 3 48.4 4 34.2
間取りの可変性がある
(間取りをある程度自由に変更できる)
5 37.2 5 40.2 5 40.1 5 32.2
都心部に立地する 6 35.2 6 39.1 6 36.6 6 30.8
ファミリー向け 7 29.8 7 29.5 7 32.6 7 27.5
眺望の良い高層マンション 8 21.9 9 24.7 8 22.0 9 19.6
小規模戸数 9 19.5 10 20.9 9 21.5 10 16.7
投資性の高い 10 19.4 8 26.1 13 12.4 8 20.2
大規模戸数 11 18.5 11 19.5 10 20.8 11 15.6
設計やサービス面がホテルライク 12 14.9 12 16.3 11 15.0 12 13.7
建築家やデザイナーの設計による
デザイナーズマンション
13 13.3 13 15.0 14 11.8 13 13.2
再開発している地区 14 12.0 14 12.8 12 12.5 15 10.9
シングル・DINKS(共働き子供なし)向け 15 10.8 15 10.2 15 10.8 14 11.2
セカンドハウス型 16 4.8 16 4.4 16 2.5 16 7.1
その他 - 5.3 - 6.1 - 6.0 - 4.0

(注)上位5位のセルを網掛けしている。=縦に見て網掛け

理想とするマンションとしては、「管理会社が信頼できる」ことがトップ。以下、「周辺環境が自然に恵まれた」「間取りの可変性がある」「大手不動産会社が分譲する」「大手建設会社が施工する」が続く。

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調査概要

[調査対象]
MAJOR7を運営する参加8社の新築マンション情報のインターネット会員約28万人および、MAJOR7サイト上でのアンケート回答者。
[調査方法]
MAJOR7各社のインターネット会員に対してアンケートの告知(メール)をし、WEBサイトに用意したアンケートフォームに誘導。アンケート回答者の自由記入を分類して集計・分析。
[集計数]
首都圏 5,944件(男性 3,609件、女性 2,335件)
回答者のうち、重複回答を排除
20歳以上の回答のみ集計
[調査時期]
2005年11月15日~2005年12月15日

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