第16回は「新築分譲マンション購入に際しての意識調査」2011年度についてのアンケートです。
新築マンションポータルサイト MAJOR7(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社~五十音順)では、このたび全国のマンション購入意向者約50万人を対象に、「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施いたしました。主な調査結果は以下の通りです。
詳細なアンケートデータ(報道用資料)については、こちらのページからどなたでもご自由に無料でダウンロードいただけます。
(PDFファイル)
マンション購入検討理由は、「もっと広い住まいに住みたいから」がトップ。
また、「耐震性の高い住まいに住みたいから」 が前回より上昇。
「現在マンション購入を検討している理由」は、前回調査(2011年2月発表)に続き、「もっと広い住まいに住みたいから」がトップとなりました。この「もっと広い住まいに住みたいから」は2005年の調査開始以来、8年連続でトップとなっています。2位は、前回に引き続き、「現在は金利が低く、買い時だと思うから」があがりました。
また、「耐震性の高い住まい(免震構造など)に住みたいから」が前回17位→今回8位、「もっと交通の便の良い(買い物や通勤に便利)ところに住みたいから」が前回5位→今回3位と順位を上げています。
「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、前回調査(2011年2月発表)と同様、「管理会社が信頼できるマンション」63.2%、「大手不動産会社が分譲するマンション」60.0%、「大手建設会社が施工するマンション」58.3%がトップ3にあげられました。この“管理会社の信頼性”、“大手不動産会社が分譲”、“大手建設会社が施工”は、時間の経過に関わらず「理想とするマンションのタイプ」として、常に重視されるポイントであることがうかがえる結果となっています。
理想とするマンションのタイプは前回に引き続き、“管理会社の信頼性”、“大手不動産会社が分譲”、“大手建設会社が施工”が上位。
東日本大震災後に家族や近隣との“絆”を意識している人が多数みられる。
「家族で暮らすことや親族との交流の大切さ」を意識するようになった人・・・71.3%
「マンション住民同士のコミュニティに参加する・交流を持つこと」を意識するようになった人・・・57.3%
「マンション周辺の住民や地域のコミュニティに参加する・交流を持つこと」を意識するようになった人・・・51.5%
分譲マンションで生活することについて、東日本大震災(2011年3月11日)前後で意識に変化があったかどうかを尋ねたところ、「家族で暮らすことや親族との交流の大切さ」では7割以上、「マンション住民同士のコミュニティに参加する・交流を持つこと」「マンション周辺の住民や地域のコミュニティに参加する・交流を持つこと」では5割以上の人が「意識するようになった」と回答しており、今回の震災の影響で、人との交流や地域のコミュニティへの参加について、多くの人に意識の変化がみられる結果となりました。とりわけ、20代以下の若年層に、震災を機に家族や近隣との“絆”に対する意識の変化がうかがえます。