第22回は「新築分譲マンション購入に際しての意識調査」2014年度についてのアンケートです。
新築マンションポータルサイト MAJOR7(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社~五十音順)では、このたび全国のマンション購入意向者約78万人を対象に、「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施いたしました。主な調査結果は以下の通りです。
詳細なアンケートデータ(報道用資料)については、こちらのページからどなたでもご自由に無料でダウンロードいただけます。(PDFファイル)
マンション購入検討理由は、「もっと広い住まいに住みたい」「資産を持ちたい」
「もっと交通の便の良いところに住みたい」が昨年同様トップ3。
「通勤に便利な場所に住みたい」「現在は金利が低く買い時」が前回より上昇。
「現在マンション購入を検討している理由」は、「もっと広い住まいに住みたいから」が2005年の調査開始以来、11年連続でトップとなっています。
2位は「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」、3位は「もっと交通の便の良いところに住みたいから」が挙がり、トップ3は昨年と同様の結果になりました。
その他の項目をみると、「通勤に便利な場所に住みたいから」(6位→4位)、「現在は金利が低く、買い時だと思うから」(10位→8位)といった理由が前回調査より順位を上げています。
「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、「信頼できる建設会社が施工するマンション」62.6%、「信頼できる不動産会社が分譲するマンション」62.5%、「管理会社が信頼できるマンション」57.6%が、昨年同様トップ3に挙げられました。次いで、「都心部に立地するマンション」が51.2%で続いています。
先述した3つの信頼性は、「お金をかけてもこだわりたいポイント」について尋ねた場合でもTOP10に入っており(4位、8位、9位)、マンション選びにおいて常に重視されるポイントであると考えられます。
理想とするマンションのタイプは、“信頼できる建設会社が施工”、“信頼できる不動産会社が分譲”、“管理会社が信頼できる”がトップ3。
これら“信頼性”は、お金をかけてもこだわりたいポイントでも上位にあげられており、常に重視されるポイントとなっている。
新築マンションについて、全体の約3/4の人が「値上がりしている」と感じている。
にもかかわらず、全体の9割近くの人が引き続き購入検討を継続している。
現在の新築分譲マンションの価格感を尋ねたところ、「全体的にマンション価格が値上がりしていると感じる」41.5%、「一部のマンション価格が値上がりしていると感じる」32.2%を合わせた「値上がりしていると感じる」が計73.7%にのぼり、全体の3/4近くの人が現在の新築マンション価格に対し値上がりを感じている結果となりました。また、マンション購入検討段階別では、購入検討段階が進むにつれ「値上がりしていると感じる」割合がより高くなる傾向がみられています。
続いて、新築分譲マンションの価格変動を感じている方に新築分譲マンションの価格感に対しての行動予定を尋ねたところ、「新築マンションの購入をあきらめる」とした人は全体の12.3%にとどまり、「新築マンションの購入検討を引き続き継続する」人が87.7%と9割近くにのぼる結果となりました。マンション価格の値上がりを感じてはいるものの、「現在は金利が低く買い時(3ページ参照)」「当分金利は変わらないと思う(5ページ参照)」といった金利への意識なども影響しているのか、マンションの購入検討を引き続き継続する人が多い傾向がみられました。