マンショントレンドレポート Vol.01人と環境と住まいを結ぶ「共用施設」は今、ここまで進化!

Vol.1人と環境と住まいを結ぶ「共用施設」は今、ここまで進化!

本当に快適な住まいとは、建物(ハード)が優れていることはもちろんのこと「住む環境」といったソフト面にも、居住者を惹き付ける魅力があるものです。「超高層」をはじめ、大規模マンションの人気が高まる中、そこに住むメリットのひとつに「共用施設」の充実が挙げられます。敷地内公園や集会室、フロントサービスなどが目新しくなくなり、さらに、スパやフィットネスセンターなど、居住者のニーズや環境に合わせ、ここ数年の間にさまざまな共用施設が実現。「共用施設」は今、マンションの付加価値として商品性と深く結びついています。
そこで今回は、MAJOR7各社が取り組む先進の「共用施設」をクローズアップ!その現状に迫ります。

人と環境と住まいを結ぶ「共用施設」は今、ここまで進化! コンテンツメニュー
ホテルのように行き届いたサービスと住む人のホスピタリティを追求した空間
試行錯誤とプロの経験値によって到達した居住者が求める真の「共有施設」
新・子育て住宅には子供の感性を育む共有施設があった!

ホテルのように行き届いたサービスと住む人のホスピタリティを追求した空間

26階スカイラウンジ

2000年前後から急増してきた超高層マンションも今や、ただ「超高層」であるだけでは差別化が図りにくい時代を迎えています。そこで、居住者に「ホテルライフ」を提供するサービスがトレンドに。たとえば『ワールドシティタワーズ』の地上26階にある、360m2超の広さを持つスカイラウンジ。ここでは房総半島も一望でき、夏場は連日のように花火が楽しめます。まさにホテル最上階にあるバーラウンジのような雰囲気の中、夜は、またたくイルミネーションを眺め、ゆっくりリラックス。
さらに、朝は朝食サービスが用意され、いつ訪れても居住者やゲストをあたたかく迎え入れてくれます。
フロアには、ライブラリーやスタディブースも設置され、読書や勉強、仕事など、使い方も自由自在。自室とは違った異空間が、居住者たちに“もうひとつの時間”を提供しています。

一方、「共用施設」の中でも、利用頻度が高い“ゲストルーム”の進化系と言えるのが、こちら。 『東京フロンティアシティ』(分譲済み)では、ウェスティンホテルとのコラボレーションによる超豪華ゲストルーム「ヘブンリースイート」を提案。一流ホテルが提供する、快適な睡眠のためのベッド“ヘブンリーベッド”を設えた一室は、まるでペントハウスのようにラグジュアリーなムードです。
来客のおもてなしに、また、記念日などに居住者自らが宿泊することもできます。
1泊5万円もの高級ホテルの雰囲気を、わずか4,000円程度で利用できるとあって、早くも熱い視線が集中。
都会のリゾートレジデンスといったコンセプトのもと、居住者たちがホテルで暮らすような快適さを得られる施設・サービスを備えた大規模マンションは、今後、ますます増加の兆しです。

ヘブンリースイート/サンプルルーム

試行錯誤とプロの経験値によって到達した居住者が求める真の「共有施設」

ふれあい広場/完成予想図

この10年間で試行錯誤を繰り返し、進化してきた「共用施設」。いよいよこれからが、本当に真価を問われる時代です。
居住者がそこに求めるのは、やはり「実用性」。その思いに応えるために、提案する側は、住む人個々のライフスタイルと将来を見据え、ひとりひとりの声に耳を傾け、深く踏み込んで「つくることの意味」を議論し続けてきました。
そんな中、環境共生型の「共用施設」を備えて誕生したのが、大阪・池田市にある『ザ・ライオンズ池田』(分譲済み)。すでに一部が完成している「ふれあい広場」内に大型スクリーンを設け、スポーツやアニメーション、DVDなどの上映を計画。緑に囲まれた自然の中で行き交う人が、野外シアターやコンサートを楽しむことができます。
コンビニエンスストアや子供たちの遊具場なども設置され、新しいコミュニティを生み出す「共用施設」として、注目を集めています。

一方、実用性と趣味性を高めた斬新な共用施設として話題になっているのがこちら。『ライオンズ聖蹟桜ヶ丘パシーナ』(分譲済み)では、マンション内に自家用車専用のスペースを設け、ピットインのように車の整備や点検ができる「モーター工房」の設置が予定されています。車のニーズが高いマンションでの初の試みとして、専門家たちからも注目の的。車以外に、自転車やバイク、子供の三輪車専用の置き場も完備し、広く居住者のニーズに応えます。

モーター工房/完成予想図

新・子育て住宅には子供の感性を育む共有施設があった!

キッズルーム

また『センターフィールド浦和美園』(分譲済み)では、マンション内に、託児機能をはじめとする子供のためのコンテンツを多数用意。大人も子供も思いきりボールが蹴れるフットサルコートとクラブハウス、また学習塾や子供の遊び教室、天体セミナーなど、多彩なラインナップで子育てを支援します。

ファミリー層をターゲットにした大規模マンションで、ニーズが高いキッズルーム。
ベーシックなジャンルでありながら、“楽しい子育て”をカタチにした新しいチャレンジがはじまっています。
神奈川・港北ニュータウンの『港北センタープレイス』(分譲済み)では、単にスペースを提供するだけのキッズルームとは一線を画し、有名知育メーカー「ボーネルンド」とのコラボレーションにより、子供が遊ぶ、学ぶ環境を整えたキッズルームを提供。
安心・安全はもちろんのこと、子供の感性をも育む空間を具現化した「共用施設」として、利用者からの人気も上々です。

フットサルコート/完成予想図

"器"としてだけの「共用施設」から、より高い完成度を求め、人と人をつなぐコミュニケーション・スペースとしての"活きた空間"へ。
MAJOR7各社は、過去の実績をもとに、大規模マンションでの暮らしを検証。今後もますます進化を続ける「共用施設」のあり方と、住まいと暮らしをどのように提供していくか、住む人の快適性を見つめます。

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