メジャーセブンでは毎年「住んでみたい街アンケート」という独自アンケートを行っており、2014年度では「世界の住んでみたい街」のアンケートも実施しました。アンケート結果上位7都市は、だれしも一度は憧れそうな魅力的な街ばかり。でも実際に住むとなると?集合住宅の家賃や街の住みやすさを総合的に検証し、ロングステイの実現性をランク付けしてみました。
- 集合住宅賃料
- B (2,143円/1m²)
- 空室率
- B (7%)
- 住みやすさ
- A
- *1:出典「平成25年 世界地価等調査結果(公益社団法人 日本不動産鑑定士協会連合会)」(賃料は為替相場換算を採用)
- *2:「Global Liveability Ranking(The Economist Intelligence Unit)」「Quality Of Living Worldwide City Rankings(Mercer)」「Quality of Life Survey(Monocle)」の3調査の最近2回の結果を独自集計
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標準的な集合住宅は手ごろ
リゾート気分で日々の暮らしを楽しめそうなホノルル。日本語が通じるお店や施設が多いのも、心強いですね。住みたい街ランキング堂々の1番人気ですが、意外にも集合住宅の賃料は東京の6割ほど。今回の7都市のなかで2番目の安さです。ただし、賃料調査は街の標準的な住まいが対象。ビーチを間近に望むような高級コンドミニアム暮らしにはさらなる資金が必要です。
*3:在留邦人数の出典「平成25年 海外在留邦人数調査統計(外務省)」- 集合住宅賃料
- A (1,423円/1m²)
- 空室率
- B (6.3%)
- 住みやすさ
- B ※在留邦人数:13,237人*3
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世界の中心は空室率・住みやすさに難
政治、経済、文化を牽引し、世界の中心と謳われるニューヨークが、今回のランク付けでは住める度は、一番低い評価に。集合住宅の賃料が若干高めなことに加えて、空室率も1%と物件探しには苦戦しそう。住みやすさの面でも、3機関の調査結果すべてで厳しい評価。しかし、在留邦人数は7都市で最多であり、日本人にとっては相性の良い街なのかもしれません。
- 集合住宅賃料
- B (2,567円/1m²)
- 空室率
- C (1%)
- 住みやすさ
- C ※在留邦人数:53,365人
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花の都は意外と身近?!
パリといえば、ニューヨーク、ロンドンと肩を並べるグローバル都市。2つのライバル都市とは対照的に、住みやすさが高評価です。オシャレで、暮らしやすいなんて、まさに理想的。しかも集合住宅の賃料は東京より若干安めと聞けば、憧れの花の都がぐっと身近に感じられますよね。ただし、空室率は2%と、物件探しは簡単ではなさそうです。
- 集合住宅賃料
- B (2,077円/1m²)
- 空室率
- C (2%)
- 住みやすさ
- A ※在留邦人数:13,237人
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住みやすさNo.1で賃料も現実的
カナダの西の玄関口、バンクーバーの住みやすさは7都市のなかでも断トツの高評価。充実の都市機能に安定した治安、近郊には雄大な自然が広がり、気候も穏やかと聞けば納得ですね。集合住宅の賃料も東京の8割程度と現実的。住むための最大の難関は空室率で、0.5%は7都市のなかで最低。その他の項目は理想的なので、何とか物件探しをクリアしたいですね。
- 集合住宅賃料
- A (1,710円/1m²)
- 空室率
- C (0.5%)
- 住みやすさ
- A ※在留邦人数:24,834人
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不動産価格の高騰で、賃料は最高値
アジアから唯一、住みたい街上位にランクインしたシンガポール。世界中の富裕層の移住先として有名ですね。近年、住宅価格の高騰が続き、集合住宅の賃料は今回の都市の中で最高値。東京のおよそ1.7倍です。一方、空室率や住みやすさの評価はまずまず。政府が住宅価格高騰の抑制策を相次いで講じているので、今後の動向を見守りたいところです。
- 集合住宅賃料
- C (3,617円/1m²)
- 空室率
- B (6.1%)
- 住みやすさ
- B ※在留邦人数:27,525人
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総合力とは異なる厳しい評価
90年代後半以降、歴史・伝統に最新カルチャーが融合した街として勢いを回復したロンドン。2013年の「世界の都市総合力ランキング*4」ではトップに輝きました。そんなロンドンも今回のランク付けではいささか厳しい評価に。集合住宅の賃料は東京のおよそ1.3倍と高め。しかも住みやすさの評価が低く、街の総合的な魅力と住みやすさは別問題であることが分かります。
- 集合住宅賃料
- C (2,773円/1m²)
- 空室率
- A (10.1%)
- 住みやすさ
- C ※在留邦人数:38,314人
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賃料は東京のおよそ1/2!
アメリカ西海岸の大都市、サンフランシスコ。今回のランク付けではかなりの高評価となりました。集合住宅の賃料はなんと東京の約半額。空室率は8%と今回の人気都市のなかではまずまずの数値です。西海岸の開放的な雰囲気と充実の都市機能、近隣にはヨセミテ国立公園などの雄大な自然があり、アメリカ国内でも住みたい街として人気だとか。
- 集合住宅賃料
- A (1,051円/1m²)
- 空室率
- A (8%)
- 住みやすさ
- B ※在留邦人数:17,394人
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ロンドンをのぞく6都市で空室率は10%以下。日本全国の空室率13.1% (賃貸集合住宅に限らずすべての住居)に照らし合わせると、余裕を感じたサンフランシスコの8%も高需要であることが分かります。バンクーバーやパリのように住みやすく、賃料が手ごろでも、空きがなければロングステイの実現性はぐっと下がるもの。人気都市に住むにあたっての最大の難関は空き物件の少なさではないでしょうか。
*右記グラフ 日本(全国)の出典「平成20年 住宅・土地統計調査(総務省)」
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日本の住みたい街ランキング、東西の王者も首都圏・関西圏と比べると低空室率。
いずれも市全体の数値なので、実際の人気エリアはさらに空き物件が少ないでしょう。*空室率の出典:「平成20年 住宅・土地統計調査(総務省)」
※MAJOR7とは?
大手不動産会社7社の総称及び、7社の新築マンション販売情報とマンション選びに役立つ情報を提供する新築マンションポータルサイトです
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競争率の高い人気エリアでマンションを供給するには、高度な用地取得ノウハウが不可欠。駅近物件の多さは、メジャーセブン各社が長い歴史のなかで用地取得ノウハウを培ってきた証しです。
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都市の開発・再開発をはじめとした大規模な街づくりを推進できるのもメジャーセブン各社の強み。官民連携の舵取りや持続的発展を促すハード・ソフト両面での取り組みなど、大手ならではの総合力を駆使して魅力ある街づくりを進めています。
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