第12回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査2009年 基礎編

第12回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査2009年

第12回は「新築分譲マンション購入に際しての意識調査」2009年度についてのアンケートです。
MAJOR7を運営する不動産大手8社の新築分譲マンションは、全国の民間マンション供給戸数の約28%(2009年)を占めており、その8社の全国を網羅した豊富かつ詳細なマンション販売情報を、より早くサイト上でリアルタイムに提供しております。他業種をみても、同業大手が共同でお客様に有益な情報を提供している例は珍しく、サイトへの年間アクセス数は80万件を超えます。 (PDFファイル

第12回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査2009年

1.現在マンション購入を検討している理由

マンション購入検討理由は、「もっと広い住まいに住みたいから」がトップ。
“買い時感”、“資産として”、“老後の安心のため”などの理由が昨年より上昇。

「現在マンション購入を検討している理由」は、前回(2009年2月12日発表)アンケートと同様、「もっと広い住まいに住みたいから」がトップ。ただし、前回と比較すると、回答割合が減少(38.5%→29.3%)しており、「広さ」を重視するよりも、現実的な検討をする傾向にあると推測されます。
また、前回までの調査結果と比べると、2年連続で順位を上げた「現在は金利が低く、買い時だと思うから」(17位→6位→3位)、「土地・住宅価格が安くなり、買い時だと思ったから」(29位→12位→7位)をはじめ、「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」(9位→6位)、 「老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから」(11位→8位)などが順位を上げており、“買い時感”がある、または、“資産として”“老後の安心のため”に、マンションを購入したいという意識がうかがえる結果となっています。

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2.住宅ローン減税の拡充による購入意欲への影響

「2009年4月1日施行の住宅ローン減税制度」について、マンション購入意欲に影響があったかどうかを尋ねたところ、「実際に購入した」または「購入意欲が高まった」といった肯定的な回答者は、5項目全てにおいて5~6割前後に及ぶ結果となりました(「購入意欲が下がった」という否定的な回答者は僅少)
前項にて、マンションの“買い時感”について触れましたが、この「住宅ローン減税制度」は、そのマンションの“買い時感”に良い影響を与えている要素のひとつであると推察されます。
とりわけ、アンケート回答者にとって生活に一番身近だと思われる「住民税からの控除も可能であること」への評価が高い傾向が見られました(購入意欲が高まった計=58%、実際に購入した+購入意欲が高まった計=61%)。

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「住宅ローン減税の拡充」により「購入意欲が高まった」との回答者は5割程度。
前述したマンションの“買い時感”を後押しする要素の1つと推察。

※「購入意欲が高まった 計」=「購入意欲が大きく高まった」+「購入意欲がやや高まった」の数値
※「実際に購入した+購入意欲が高まった 計」=「今回の減税制度を利用して、実際に購入した」+「購入意欲が大きく高まった」+「購入意欲がやや高まった」の数値

3.理想とするマンションのタイプ

理想とするマンションのタイプは、“管理会社の信頼性”、“大手建設会社・不動産会社である”、“周辺環境の良さ”、“都心部に立地”が上位。
前回調査時(2009年2月発表)よりも大きくポイントも上昇し、上位を占めた。

※差分(①-②)が15ポイント以上の項目に網掛け

「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、「管理会社が信頼できるマンション」63%、「周辺環境が自然に恵まれたマンション」57%、「大手建設会社が施工するマンション」「大手不動産会社が分譲するマンション」各56%、「都心部に立地するマンション」54%が上位にあげられました。また、「投資性の高いマンション」「設計やサービス面がホテルライクなマンション」も含め、上記の項目は、前回調査(2009年2月発表)と比べてスコアを大きく上げていることから、「理想とするマンションのタイプ」として、益々重視されるポイントであることがうかがえます。
全体的に前回と比べて各スコアが高く、1人当たりの選択項目の多さがうかがえることから、こだわりが多様化しているのでは、と推測できます。

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第12回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査2009年 追加調査編>>

調査概要

[調査対象]
MAJOR7を運営する参加8社の新築マンション情報のインターネット会員約36万人および、MAJOR7サイト上でのアンケート回答者。
[調査方法]
MAJOR7各社のインターネット会員に対してアンケートの告知をし、WEBサイトに用意したアンケートフォームに誘導。アンケート回答者の自由記入を分類して集計・分析。
[集計数]
4,154人(男性:2,630人、女性:1,524人)
回答者のうち、重複回答を排除
20歳以上の回答のみ集計

[調査時期]
2009年11月30日(月)~12月26日(土)
*前回は2008年11月14日(金)~12月12日(金)に実施。

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