「赤ちゃんと一緒にイベントに参加できるのが嬉しい!」
子育てママも、シニアも、住民交流が盛んな人情タワーマンション

マンションさんぽ

2016年1月26日

今回は、季節ごとの交流イベントなどで住民の交流を育む、超高層ツインタワーマンションのコミュニティをご紹介します。住民の誰もが「ここに住んでよかった」と口々に言う、その理由とは何でしょうか?

七夕、お月見、クリスマス、季節のイベントで交流を育む!


100mを超える2棟のツインタワーが並ぶ武蔵野タワーズは、三鷹駅前のランドマーク的存在。スカイゲートタワー棟には、スーパーマーケット、フィットネスクラブ、クリニックモール、託児所などがあります。

2010年に竣工した武蔵野タワーズは、570世帯の住民が暮らす超高層ツインタワーマンションです。ここでは、管理組合を中心に、管理会社と協力企業が力を合わせて、季節ごとの住民交流イベントを活発に行なっています。まずはその様子をご紹介しましょう。

7月:七夕祭り

7月は、七夕イベント。みんなで七夕の飾り付けやアロマキャンドルづくりを行いました。この日は、かき氷の無料引換券を配付したこともあり親子連れの方も多く、なんと約130名もの住民が参加しました!

9月:お月見会&植栽ツアー


中秋の名月の日には、お月見と植栽ツアーを実施。ツインタワーを取り囲む公開空地にある植物の見どころなどを紹介し、植物の好きな住民に好評でした。
多目的室では押し花ハガキづくりのワークショップを開催。子どもたちが参加して、思い思いの押し花を作りました! マンション内の多目的室で行うイベントなので、親子連れのほか、お子さんだけで参加する姿もちらほら。マンション内なら保護者の方も安心ですね。
夕方からは、里芋を供える「芋名月」の雰囲気を味わいました。里芋、日本酒、そば茶などがマンションの庭で振る舞われ、お酒も入って住民同士のお喋りも弾みます。チョットほろ酔い気分になりながら、みんなでお月様を愛でるって、すてきですね。

12月:クリスマスイベント

12月は、クリスマスリースづくりのワークショップ。フレッシュなモミやオーナメントで、自分の好きなデザインのリース作りを行います。赤ちゃん連れのお母さんは「目が離せない小さい子どもと参加できてありがたいです。また違うワークショップを開催してほしいな」と楽しそう。
ツインタワーそれぞれのエントランスホールでツリーの飾り付け。買い物帰りのご家族が駆けつけたり、小さいお子さんが背伸びしながら飾ったり。「○○ちゃん、こんにちわー」「どうしてた?」ってお母さん同士のお喋りが聞こえてきて。とってもなごやかな雰囲気です。

どのイベントも、季節感を大切にしたものばかり。参加した住民の方々も、お孫さんの代理で参加したお祖母さまや、赤ちゃん連れのお母さん、お子さんだけなど、実にさまざま。マンション内で開催されているから、セキュリティも安心ですし、どなたでも気軽に参加しやすい雰囲気がうれしいですね。住民同士が自然に交わることで、オープンで居心地のいい雰囲気を醸し出しています。

住民交流イベントをサポートする、管理会社、協力会社、そして管理組合の皆さん

季節の交流イベントは、管理会社の三菱地所コミュニティ株式会社と、植栽を管理している東邦レオ株式会社からの提案がきっかけでした。


イベントの企画運営を担当している東邦レオ株式会社の吉田啓助さん(写真左)と、マンションを管理する三菱地所コミュニティ株式会社の髙田雄太さん(写真右)。お二人とも、管理組合と協力して住み心地のよいマンションづくりを目指しています。

髙田さん武蔵野タワーズは、コミュニティづくりに熱心な理事様が多く、これまでに開催してきた季節のイベントも、マンション内のコミュニケーションが活性化するならぜひやってみよう!とおっしゃっていただきました。住民の方々が楽しそうに交流されているのが、本当にうれしいですね。

吉田さん弊社は植栽の管理を担当させていただいているので、緑をテーマにしたコミュニティイベントをご案内しています。今年の植栽ツアーでは、グリーンの好きな住民の方々がたくさん参加されて、熱心な質問もいただきました。お役にたてて、とてもうれしいですね。

こうした提案を受けて、一緒に住民交流イベントを盛り上げている理事の方々も、そのメリットや手応えを十分に感じているようです。


理事長の墨 昭宏さん

副理事長の伊東 忍さん

理事長 墨さんお月見の日本酒イベントは盛況で楽しかったですね。僕もたくさんの住民の方といっぱいお話ができました。お互いに顔は知っていても、こういう機会がないとなかなか喋れませんからね。その場で話していて感じたのは、みんな住民同士のコミュニケーションに飢えているんだなってことでした。ちょっとずつ顔は知っているけど、日々の挨拶だけでは、もう一歩先の関係に踏み込めない。こうやって、もっと知り合うきっかけがあると、コミュニケーションを深めたい人にはすごく助けになるんだなと思いました。

実は僕も、理事長になってから顔見知りやご近所付き合いがすごく増えたんですよ。顔見知りになって、ウチにごはん食べに来ない?って誘ってもらったり。いただきもののジャガイモや果物をお裾分けしたり、されたり(笑)。あまって腐らせるよりはちょっとずつでも分け合ったら、心が豊かになるじゃないですか。お裾分けしようと思ったら声をかけられる、そんなお付き合いの土台があると、住んでいるのが楽しくなりますね。

一見クールでお洒落なタワーマンションライフですが、古き良き人情長屋のような、お裾分けやご近所付き合いが育まれているようです。

また、武蔵野タワーズでは季節の交流イベントだけでなく、介護や文化をテーマにした専門家の講演会を住民主導で開催したり、趣味のテーマで集まる手芸やヨガのサークルなどがあったり、自主運営のコミュニティが数多くあります。

副理事長 伊東さん住民の皆さんがコミュニティづくりに積極的なんですよね。住民も、大学教授、建築家、弁護士など、あらゆる専門家が揃っていて、それぞれの方々が、住民企画による講演会に協力してくださったり、みんながコミュニティづくりのためによいと思うことをやる!という雰囲気があります。

管理組合としては、自主企画の講演会やサークル活動には干渉しすぎず、皆さんの自主性におまかせしてゆるやかに見守っているという感じです。サークル募集の呼びかけなどは、ニュースレターで行いますが、メンバーが集まったあとの活動は皆さんにおまかせしています。


2ヶ月に1度配付しているニュースレターで、趣味のサークル活動の主催者や参加者の募集を呼びかけています。

管理組合主導で何から何までやるというのではなく、住民の皆さんの自主性を尊重してゆるやかに見守るスタンスが、さまざまなコミュニティを育む結果に結びついているんですね。

将来は、「ここに引越したい!」入居待ちの行列のできるマンションに!?

コミュニティづくりのために尽力されている理事の方々ですが、皆さんの理想とするマンションコミュニティはどんなものなのでしょうか?

副理事長 伊東さん住民同士で和気あいあいと協力して、いいコミュニティをつくっていくことが、マンションの価値にもつながるんだなと痛感しています。自分たちでマンションをよくしていくことが、結局住み心地に直結してくるというか。だって、僕なんかもう引越したくないですからね(笑)。住んでいるみんながここから引越したくないって思う、このマンションがすごくいいよって話を聞いた人が空きを待って入居待ちの行列ができちゃう、将来そんなマンションに育っていくといいですね。

理事長 墨さん僕も、ここが終の棲家だと思っています。だってこのマンションが大好きですからね。知り合いの住民と顔を合わせるたびに、『いいよねえ、このマンション!』『うん、すっごくいい!』っていう世間話をしているくらいですから(笑)。もちろん、共用部分の使い方や大勢で暮らす上でのマナーなどマンションによくある課題もありますけど、ていねいに解決して、よりよくなっていくといいですね。

マンション愛に満ちあふれた皆さんのお話を伺っていると、なんだかいますぐコチラに引越したくなってきます。
みんなが自分のマンションに愛情を感じれば、自然と大切にしようとする心が育ちます。そうやってマンションは、いつしか住民みんなの故郷になっていくにちがいありません。

【武蔵野タワーズ周辺の新築マンションが気になる方は】
→MAJOR7 武蔵野市のマンション一覧 を見る
→MAJOR7 三鷹市のマンション一覧 を見る

取材内容は2016年1月26日現在のもので変更になる可能性があります

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